徳島県境に位置する山里で、県内有数の河川である物部川の上流に当たる。
旧物部村と徳島県東祖谷山村にまたがる三嶺(標高1,893m)はミヤマクマザサやコメツツジの群生など珍しい植物が多く残り、四国でも屈指の名山として登山客でにぎわう。また、物部川の源流となる槙山川沿いに別府峡、同じく上韮生川をさかのぼれば西熊渓谷があり、どちらも紅葉狩りスポットとして人気だ。
平成9年には仙頭に初のオートバイライダー専用宿泊施設「ライダーズイン奥物部」がオープン。剣山やスーパー林道など人気コースも近く、多くのバイク愛好家が施設を利用している。
地区外からも多くの観光客を集める「奥物部湖湖水祭」は、湖を造った永瀬ダムの建設で犠牲となった人の霊を慰め、五穀豊穣(ほうじょう)とダム安泰の願いを込めて毎年夏に開かれる。湖面に浮かぶ約5000個の灯ろうと夜空を彩る花火の光の競演は見ごたえ十分だ。
【写真】湖面に浮かぶ灯ろうと花火の光の競演が美しい「奥物部湖湖水祭」
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