高知県第3の河川、物部川の中上流沿いに広がる人口6千人足らずの山あいの地区。昭和36年3月、大宮町と在所村が合併して誕生して香北町に。平成の大合併で、隣接する旧土佐山田町、旧物部村と合併し17年2月、香美市として発足した。主な産業は農業で、シイタケや硬肉質のモモ「かりかり桃子」などの産地化に取り組んでいる。
観光面では物部川上流地域が渓谷美で知られ、支流の日比原川には日本の滝百選の一つ「轟の滝」がある。
平成8年7月、原作者やなせたかしさんの古里、美良布に「アンパンマンミュージアム」がオープン。人気キャラクターのテーマ館とあって、全国から多くの家族連れが訪れる。ミュージアムの隣には平成10年「詩とメルヘン絵本館」も開館。ほかに温水プールやトレーニングセンター、宿泊施設やキャンプ場も周辺に整備され、県内外から観光客を集めている。
「漂泊の歌人」「伯爵歌人」と呼ばれた吉井勇(1886―1960年)の生涯をまとめた「吉井勇記念館」が2003年5月31日、ゆかりの猪野々に開館した。電話0887・58・2220。
【写真】子どもたちに人気のアンパンマンミュージアム(香美市香北町美良布)
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