仁淀川上流、愛媛県との県境に位置する山里。正徳3(1713)年に山内藩が安居銅山の採掘を始め、鉱都として栄えた。また、松山に通じる交通の要地で山間の市場町としてもにぎわったが、近年は高齢者の割合が県平均を大きく上回り過疎化が進んでいる。
安居渓谷は紅葉の名所として知られ、「千仭(せんじん)峡」「飛竜の滝」など見どころが多い。赤や黄色の鮮やかな紅葉の間を清流が流れ、シーズンには名物のアメゴ料理などを楽しみに観光客が訪れる。
長らく古来の焼き畑農業を伝承してきた椿山は平家の落人伝説で知られる。約400年前の起源といわれる「池川神楽」は国の重要無形民俗文化財に指定され、11月の池川神社大祭の奉納には県内外から多くの見物客が訪れる。平成13年には単独で海外公演を行うなど、積極的に活動している。
【写真】池川神楽の厳かな舞い(池川神社)
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