2002年8月27日 朝刊

野市町民300人団結誓う 夏季大会控え決起大会

ガンバローコールで団結を誓う野市町国体決起大会の参加者(のいちふれあいセンター)  香美郡野市町西野ののいちふれあいセンターで25日、「よさこい高知国体開催記念野市町民決起大会」が開かれた。町民約300人が参加し、間近に控えた夏季大会へ向け、団結を誓った。

 まず仙頭義寛町長が「皆さんの力を借りて心に残る国体にしたい」とあいさつ。町内の小中高校生らが務める大会旗と炬火(きょか)リレー走者計12人や民泊協力会の代表者35人に委嘱状を手渡した。

 続いて県中央東保健所の森岡真・保健担当チーフが民泊調理の食品衛生についてアドバイス、2年前の富山国体で民泊協力会長を務めた佐伯実さん=富山県新湊市=が富山国体での体験談を披露した。

 来場した国体強化選手8人には、野市体操クラブの児童から応援メッセージと花束が贈られた。

 選手を代表して、サッカー成年女子チームの田中香江主将(25)=野市町役場=が「練習の成果を出し切って頑張ります」と述べ、来場者全員のガンバローコールで、締めくくった。

 【写真】ガンバローコールで団結を誓う野市町国体決起大会の参加者(のいちふれあいセンター)


2002年8月26日 朝刊

国体の秋季大会式典前演技 春野陸上競技場で練習

本番に向け約2700人が合同練習に汗を流した(春野陸上競技場)  よさこい高知国体秋季大会開会式(10月26日)の式典前演技で2回目となる組み合わせ練習が25日、吾川郡春野町の春野陸上競技場で行われ、約2700人が汗を流した。

 式典前演技は「自由―黒潮の奔流」「情熱―土佐の山・川・海」「希望―土佐の響き」「勇気―よさこいの心」という四つのシーンで構成。5―85歳の約3250人が出演し、フラフや和太鼓、鳴子踊りなどで土佐の文化や自然をダイナミックに表現する。

 練習は昨年9月から始まり、今年3月に初めて合同練習。しかし雨のため1時間半ほどで中止となり、本格的な合同練習は事実上、今回が初めてとなる。

 この日、約2700人が各シーンごとに練習。演出家らが指示を出しながら、演技の動きや広い競技場内での立ち位置、入退場のタイミングなどを確認した。

 午後からはシーン1、2とシーン3、4を通して練習。シーン1では長さ6メートル、幅4メートルの大型フラフをはためかせ、中高生のマーチングバンド・カラーガーズが息の合った演技を披露した。

 続くシーン2では、園児からお年寄りまでさまざまな世代が登場。太陽、山、川をリズミカルなダンスで表現し、カラフルな波布が海のうねりを生み出した。“山役”で出演する女性(70)も「暑いけど楽しかった。ほかのセクションとの組み合わせで、全体的なイメージがわきました」と元気いっぱいだった。

 【写真】本番に向け約2700人が合同練習に汗を流した(春野陸上競技場)

式典音楽合同練習会 野市町・県立青少年センター

 一方、香美郡野市町西野の県立青少年センター体育館では、県内の48団体約1000人が参加して式典音楽合同練習会が開かれ、本番に向けて入念に音合わせをした。

 普段は各団体ごとに練習しているが、一堂に会するのは3回目。10月26日の秋季大会開会式の式典に参加するメンバーが、入場行進曲の「よさこい節」「Tomorrow」などを約6時間かけてチェックした。

 演奏の問題点は1000人と人数が多いため、音の到達時間にずれが出て、全体が合わなくなること。合同練習は全員が集まってチェックできる貴重な機会とあって、指導者も演奏者も真剣な表情で取り組んでいた。

 2カ月ぶりの全体練習で、初めは音が合わず。指揮者が「耳で聞かずに指揮者を目で見て」「自分でタイミングを計って」などと指導していた。

 正指揮者を務める高知西高校の中山直之教諭(37)は、「いい感じに仕上がってきたので本番では恥ずかしくない演奏ができると思う。選手と同じように取り組んできたので多くの人に見てもらいたい」と話している。


2002年8月22日 朝刊

国体夏季大会陣容決まる 全競技に最多269選手

 県体育協会は21日、本県開催となる第57回国民体育大会(よさこい高知国体)夏季大会の県選手団を発表した。夏季大会(9月21日から4日間)は、県内16市町村で水泳、ライフル射撃、カヌーなど11競技が行われる。22日で本番まであと30日。地元国体の“主役”の顔ぶれが決まり、いよいよ県内スポーツ界にとって空前の祭典のカウントダウンが始まった。

 本県選手団は全競技にフルエントリー。公開競技を含め、選手269人(男子169人、女子100人)、監督40人、本部役員25人の計334人で昨年の宮城国体での史上最多133人から一気に201人上回った。旗手は水泳の成年男子100メートルバタフライに出場する西山隆詞選手(四銀)が務める。

 水泳の藤本翔大選手(高知商高)やライフル射撃の河野花梨選手(高知高)ら、上位を狙える選手を各競技に配し、セーリング、カヌー、ゴルフでも活躍が望める。「天皇杯獲得には夏季で350点以上は必要だが、陣容から分析すると400点も可能」と県体協。これまでの強化の成果が問われる。

 天皇杯得点に関係しない公開競技の硬式野球には、甲子園で悲願の初優勝を果たした明徳義塾など四国勢4校を含む12校が出場。これまでは10月の秋季大会で実施されていたため、調整が不十分なチームもあったが、今回は夏季に移行。甲子園の興奮をそのまま持ち込んでの好ゲームが期待できそう。

 壮行式は例年、県庁正庁ホールで行っているが、地元開催の今回は「意識の高揚を図るものにしたい」(県体協)という狙いに加え、選手団の大幅な増加もあり、高知市大原町の県教育センター分館体育館で行う。壮行式は9月15日午後3時半から。


2002年8月20日 朝刊

よさこいピック中臨時FM局開設 視覚障害者向けに

 全国障害者スポーツ大会県実行委員会(橋本大二郎委員長)は11月の「よさこいピック」期間中、視覚障害者向けの臨時FM放送局を開設することになり、その予備免許が19日、四国総合通信局(松山市)で交付された。

 臨時FM放送局は同大会の前身である「全国身体障害者スポーツ大会」時代から開催地で開局している。本県も11月9日から3日間、エフエム高知に委託して放送する。

 放送時間は午前7時から午後6時までで、CMなし。メーン会場の春野陸上競技場に特設スタジオを構え、陸上競技を実況中継するほか、地元選手のインタビューや全競技結果を随時紹介。県外客向けの交通情報や会場へのアクセス方法、駐車場情報も盛り込む。

 烏帽子山の頂上にアンテナを立てて放送するが、出力が20ワットのため、聴取可能エリアは、西は同競技場周辺から、東は高知市高須辺りまで。北は秦泉寺から、南は海岸部までと限られる。

 また、視覚障害者のグランドソフトボールの会場となる高須浄化センターグラウンドでは、このイベント放送局とは別に微弱電波による会場内だけの実況生中継を行う。

 臨時局の周波数は79・0メガヘルツ。事業費は約570万円。


2002年8月20日 朝刊

よさこいピック障害者用マップ作製 伊野商高生ら

車いすで現地調査をする伊野商高の生徒ら(高知市の中央公園)  「よさこいピック高知」(第2回全国障害者スポーツ大会)で高知市を訪れる障害者のために、市中心商店街を案内する「福祉マップ(仮称)」を作ろうと、伊野商業高校の生徒らが19日、高知市の帯屋町で現地調査を行った。

 「福祉マップ」は同校の生徒が県社会福祉協議会などに呼び掛けて作製することになった。地図のデザインは同校情報デザイン科の生徒が担当。現地調査を基に、買い物情報やトイレの場所などを記した地図を作る。

 この日、参加したのは同校の1―3年生12人と商店街関係者ら計25人。生徒は車いすに乗ったり、アイマスクをしてつえをつき、中央公園のトイレや商店街の店舗、百貨店などをチェックした。

 生徒らは「車いすで店に入るときは力もいるし、その加減も難しい」「自転車があると危ない」などと感想を話し、3年の岡崎大起さん(17)は「地図を開いた瞬間に、何がどこにあるか分かるように仕上げたい」と意気込んでいた。

 【写真】車いすで現地調査をする伊野商高の生徒ら(高知市の中央公園)


2002年8月19日 朝刊

日本最大級コスモス畑で選手歓迎 地元住民ら種まき

コスモスの種をまいていく参加者(高知市五台山)  よさこい高知国体秋季大会に出場する全国の選手を広大な花畑で歓迎しようと18日、高知市五台山の住民らが市東部総合運動場周辺の農地にコスモスの種をまいた。2カ月後には満開のコスモス畑が広がるという。

 農地を生かしたコスモス畑づくりは、稲刈りが早い高知ならではの試み。国体で「ひとりひとやく運動」を掲げる同市が、市民のボランティアで市内の競技場周辺に計34ヘクタールのコスモス畑を作ることにしている。

 このうち最も広いのが、五台山、介良の両地区にまたがる同運動場周辺。19ヘクタールあり、日本最大級のコスモス畑になるという。

 介良地区の作業は17日に終了し、この日は同運動場の西側から南側にかけての五台山地区。地元の農家や農協、民泊協力会の関係者ら約80人が参加した。

 稲を刈った後の水田をいったん耕運機で耕し、くわで畝を作って、長さ1センチ弱の細長い種を順番に手でまいていった。参加者は広い農地を頻繁に行き来し、何度も汗をぬぐいながら作業を続けた。

 作業の中心になった農家らでつくる「よさこい高知国体五台山秋桜会」の大野常盤会長は「雨の影響で種まきが1週間遅れた。秋季大会に間に合わすためにはこれ以上、遅らせるわけにはいかないので一安心。2カ月後にはぜひ、全国の選手の皆さんの憩いの場にしたい」と話していた。

 【写真】コスモスの種をまいていく参加者(高知市五台山)


2002年8月19日 朝刊

春野の竹炭で土産品 よさこい高知国体

国体選手らに土産としてプレゼントする「はるのの竹炭 脱シューズくん」  吾川郡春野町はこのほど、よさこい高知国体の選手や競技補助員ら関係者への土産品「靴の脱臭炭」を作った。同町が特産品化を目指している竹炭を使っており、県内外にPRする狙いだ。

 同町内の山林は約25%が竹林で、「山の保水力が弱まる」といった問題が指摘されている。町は解決策として、昨夏から「はるの炭やきの里」事業をスタート。竹を炭にして生かすボランティア団体の育成やイベントを行っている。

 今回の土産品は町内に竹炭製造業者が3軒できたことから、産業振興にと企画。炭の脱臭効果を生かし、選手らの靴の手入れに使ってもらおうと、約200万円を予算化し、この3業者に製造を依頼した。

 砕いた竹炭約10グラムを不織布の袋に入れ、2袋で1組。「脱(だっ)シューズくん」と名付け、同町で開かれる夏季、秋季大会の5競技で7000個配る。

 町産業建設課は「業者の連絡先を記したチラシも入れており、使った感想など送ってもらえたら。商品化の参考にしたい」と話している。

 【写真】国体選手らに土産としてプレゼントする「はるのの竹炭 脱シューズくん」


2002年8月16日 朝刊

よさこいピック応援の横断幕を製作 高知市内の身体障害者サークル

「やっとできました!」。大きな横断幕を掲げるあしたば会のメンバーら(高知市百石町3丁目の市南部健康福祉センター)  私たちもよさこいピックに“参加”します―。高知市内の身体に障害のある人のサークル「あしたば会」(山崎美智代会長、12人)のメンバーが15日、第2回全国障害者スポーツ大会(よさこいピック高知)を応援する横断幕を約4カ月かけて完成させた。「同じ障害のある仲間として、出場するすべての選手を応援したい」との思いを込めた。

 同会は6年ほど前、「家に引きこもりがちだった人らを引っぱり出そう」(山崎会長)と、潮江地区のわずかな人数でスタート。「最初はお茶のみ会のような感じ」から少しずつ輪を広げ、詩吟や押し花、折り紙などに取り組んでいる。

 そんな中、仲間の大元孝さん(60)が昨年、宮城県で行われた第1回全国障害者スポーツ大会のフライングディスク競技で優勝。連覇のかかる大元さんの応援も含め、5月から月2、3回のペースで横断幕の製作に取りかかった。

 大きさは横6・2メートル、縦1・2メートル。「ようこそ高知へ 頑張れよさこいピック2002 あしたば会」と記し、くろしおくんと、会の名称にもなっているアシタバの葉をデザインした。

 「下書きが大変で、計算してやったつもりが計算通りにいかないものです。くろしおくんがお化けに見えちゃったし」と山崎会長。「みんなで参加したいという会の思いを込めてつくりました。これを見て選手の皆さんに頑張ってほしい」と話している。

 横断幕は、フライングディスク競技会場となる高知市大原町のりょうまスタジアムに掲げられる予定。

 【写真】「やっとできました!」。大きな横断幕を掲げるあしたば会のメンバーら(高知市百石町3丁目の市南部健康福祉センター)


2002年8月14日 朝刊

成功へ県庁一丸 実施本部が結団式

 全庁一丸となって高知国体に取り組む決意を新たにしようと県の「よさこい高知国体実施本部」(本部長=橋本大二郎知事)は13日、県庁正庁ホールで結団式を行った。

 実施本部は昨年9月に発足し、夏季大会841人、秋季大会1709人の県職員で組織されている。結団式は、夏季大会の開会を9月21日に控え、今月下旬から本部員の仕事が始まることから行った。

 約200人が出席。橋本知事は「募金や民泊など県民の物心両面の支えがあったから、ここまでこれたことを忘れてはいけない。成功に向け一丸となって取り組み、全国から来る人を笑顔で迎えられるようにしよう」とあいさつした。

 続いて、男子三段跳びの小松隆志さん=県スポーツ振興財団=が「国体の思い出」と題して講演。小松さんは「初めて出場した群馬国体が唯一民泊を体験した大会だが、もてなしがすごかったのを覚えている。泊まった家とは、国体が終わってからも家族ぐるみの付き合いがある」などと話した。

 最後に参加者全員で大会歌「若い力」を歌い、決意を新たにした。


2002年8月9日 朝刊

競技支援で自衛隊と協定 射撃や馬術などで協力

国体協力についての協定書に押印する陸上自衛隊第二混成団の関口泰一団長=左=と橋本大二郎知事(香川県善通寺市の善通寺駐屯地)  県は8日、よさこい高知国体のライフル射撃など6競技で運営支援を受ける陸上自衛隊第二混成団と、協力に関する協定書の調印を、香川県善通寺市の善通寺駐屯地で行った。

 陸上自衛隊の協力は、夏季大会のライフル射撃(SB・AR・AP、CP)の標的交換業務、秋季大会の自転車や馬術、山岳競技での救護、銃剣道の競技運営など。隊員約330人が支援に当たることになっている。

 調印式には、国体実行委員会長の橋本大二郎知事と第二混成団の関口泰一団長らが出席。支援のための機材面の態勢や費用負担などを記した協定書に署名・押印し、「よろしくお願いします」と笑顔で握手を交わした。

 調印後、関口団長は「高知県にとっても大きな行事で、協力することは私たちにとっても非常に有意義なことだ。ぜひ国体が成功するように協力したい」とコメントした。

 また、同日午前には、橋本知事らがセーリング競技で協力を受ける海上自衛隊呉地方総監部(広島県呉市)を訪れ、同様の協定書に調印した。

 【写真】国体協力についての協定書に押印する陸上自衛隊第二混成団の関口泰一団長=左=と橋本大二郎知事(香川県善通寺市の善通寺駐屯地)


2002年8月8日 朝刊

北村さんらせりふ収録 よさこいピックミュージカル

せりふ収録に臨む北村総一朗さんと原由香さん(東京・南青山のスタンダップ・スタジオ)常務取締役(手前右端)ら大同生命保険の関係者ら(県庁知事室)  第2回全国障害者スポーツ大会(よさこいピック高知、11月9―11日)の開会式で披露される集団演技「夢に向かって」に登場する鯨のせりふ収録が7日、東京都内のスタジオで行われ、父鯨役の俳優、北村総一朗さん(66)=高知市出身=らが熱の入ったやりとりを見せた。

 「夢に―」は、県内の盲・ろう・養護学校と競技開催5市町の障害児学級の児童生徒に、父母や交流校の児童らも加わって繰り広げる総勢2000人のミュージカル。高知の自然を舞台に、鯨の親子が空を飛ぶ夢を妖精の力でかなえる内容だ。本番では出演者が力を合わせ、鯨や妖精などの形をした巨大バルーンを操り演技する。

 中でも父鯨と母鯨は、せりふが多い重要なキャラクター。演出と脚本を手掛ける大西豊彦さん(56)が「『お父さん』のイメージがぴったり」と北村さんに白羽の矢を立て、母鯨は山田養護学校教諭の原由香さん(38)が選ばれた。

 この日は、父鯨と母鯨のせりふや歌の収録が行われ、北村さんが「遠慮しなくていいよ」と、緊張する原さんに声を掛けてスタート。春野陸上競技場が舞台となるだけに、北村さんは「これだけ大きい会場なら、距離感を持った方がいい」とプロらしいアドバイスも。張りのある声をスタジオに響かせていた。

 会場で流すメッセージビデオも収録した北村さんは「楽しかった。夢に向かって一生懸命になるってのがいいじゃない」と満足げ。原さんは「すごく緊張しましたが、私なりに頑張りました」と話していた。

 父母鯨以外のせりふ収録は、10月2日に高知市文化プラザ「かるぽーと」で行う予定。

 【写真】せりふ収録に臨む北村総一朗さんと原由香さん(東京・南青山のスタンダップ・スタジオ)常務取締役(手前右端)ら大同生命保険の関係者ら(県庁知事室)


2002年8月8日 朝刊

よさこいピック高知 県実行委に1億円 大同生命

1億円の大口寄付に県庁を訪れた中本和樹常務取締役(手前右端)ら大同生命保険の関係者ら(県庁知事室)  大同生命保険(本社大阪市)は7日、第2回全国障害者スポーツ大会(よさこいピック高知)県実行委員会(会長=橋本大二郎知事)に1億円を寄贈。県庁知事室で贈呈式が行われた。

 同実行委員会は、国体募金のように積極的な募金活動は進めておらず、これが最大の大口寄付となる。

 同社は平成4年、創立90周年記念の取り組みとして、同年初開催された全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック)を積極支援。以降、協賛金の寄贈や社員のボランティア参加などで同大会に貢献してきた。

 昨年は知的、身体障害者の両大会が統合され大会規模が大きくなったことから、協賛金も1億円と大幅に増額。100周年を迎えたことしも同額とした。またこれまでに延べ5000人以上がボランティアとして大会に参加しており、今回も同社高知支店を中心に350人以上が参加する予定。

 贈呈式には中本和樹常務取締役、井上隆高知支店長ら3人が出席。中本常務から橋本知事に目録が手渡され、知事から感謝状が贈られた。

 【写真】1億円の大口寄付に県庁を訪れた中本和樹常務取締役(手前右端)ら大同生命保険の関係者ら(県庁知事室)


2002年8月7日 朝刊

開閉会式で選手誘導 プラカーダー130人初練習

汗をぬぐいながら練習を重ねるプラカーダー(春野町の春野運動公園)  よさこい高知国体、よさこいピック高知の開閉会式で、プラカードを掲げて選手を誘導する「プラカーダー」の初の練習会が6日、吾川郡春野町の春野運動公園で行われた。

 夏季大会では岡豊高校の生徒54人、秋季大会では高知東高校の生徒57人、よさこいピックではボランティアの大学生や専門学校生67人がプラカーダーを務める。

 この日、秋季大会で国体旗を持つ高知高校の生徒も加え約130人が参加。山崎昌平・日本マーチングバンド指導者協会副理事長の指導で、体の揺れや歩数に気を配りながら、方向転換など基本姿勢を学んだ。

 この後、実際にプラカードを持って行進。「顔を上げるように。プラカードが前に倒れている人は真っすぐに構えて」などと注意を受けながら、歩き方をチェックした。山崎副理事長は「プラカーダーは選手団と話す機会が多い。いい対応をして、好印象を持ってもらえるように」と、本番での心構えを話していた。

 【写真】汗をぬぐいながら練習を重ねるプラカーダー(春野町の春野運動公園)


2002年8月1日 朝刊

よさこいピック本番まで100日 準備詰めの段階

よさこいピックまであと100日。国内最大の障害者スポーツの祭典が本県で繰り広げられる(5月、春野陸上競技場でのリハーサル大会)  夢に向かってカウントダウン――。国内最大の障害者スポーツの祭典、第二回全国障害者スポーツ大会(よさこいピック高知、11月9―11日)開幕まで、1日であと100日と迫った。5月のリハーサル大会を経て、県代表269選手も決定。選手団の輸送計画や配宿など本番に向けた準備も、詰めの段階に入っている。

 同大会は、従来別々に開かれてきた身体障害者と知的障害者スポーツの全国大会を統一した大会で、昨年10月、宮城県で初開催。155人の本県選手団は、計40個のメダルを獲得する活躍を見せた。

 今大会の開催競技は個人6、団体7、オープン1の計14競技。春野陸上競技場を主会場とする6市町に約5500人の選手団が集う。

 選手団のほか、大会運営に欠かせないボランティアとして、聴覚障害者をサポートする約600人の専門ボランティア、選手団・会場付きの約1000人のよさこいパートナーら約5500人が協力。「心のバリアフリー」をテーマに臨む開会式では、県内の盲・ろう・養護学校と開催地の障害児学級の児童生徒らがミュージカルを披露。鯨の親子の夢への挑戦を表現する。

 大会愛称の「よさこいピック高知」は、「よさこい祭り」のように全参加者に喜びと感動を与える大会に、との思いから。主催者の県同大会推進室は「いよいよという思い。選手や観客へのきめ細かな対応を心掛け、障害のある人もない人もお互いに理解を深められる大会にしたい」と気を引き締めている。

 【写真】よさこいピックまであと100日。国内最大の障害者スポーツの祭典が本県で繰り広げられる(5月、春野陸上競技場でのリハーサル大会)


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