松林満流さん(22) 高知市
小さいころから絵を描(か)くのが好(す)き。粘土遊(ねんど)びもよくしたし、とにかく物を作ることが大好きでした。高校3年の夏休みは絵画(かいが)教室にこもり、朝から晩(ばん)まで絵を描く日が続いたくらいです。今はデザイン事務所(じむしょ)で印刷物(いんさつぶつ)やパネルなどを作っていますが、物を作り出す仕事だから選びました。
広告好きも影響(えいきょう)しています。迫力(はくりょく)ある新聞の全面広告が好きで、高校生の時はファイルにとじたり。雑誌(ざっし)広告も集(あつ)めましたし、それらは今も時々眺(なが)めています。
自分の作品で思い出深いのは、高校卒業後に通ったデザインの専門(せんもん)学校の卒業制作(せいさく)。B1サイズ(1030ミリ×728ミリ)で、空想(くうそう)の博物館(はくぶつかん)のオープン記念(きねん)ポスターを作りました。自分の作品がほかの人に認(みと)められるってうれしいですよね。そのポスターも卒業作品展の来場者から評価(ひょうか)され、賞(しょう)をもらうことができました。
24日まで吾川郡伊野町で開かれていた「仁淀川・天然ミュージアム」のパンフレット作りではカメラを持って流域(りゅういき)に住む人を取材(しゅざい)する機会(きかい)もありました。普段(ふだん)の作業(さぎょう)はパソコン中心ですが、外に出ればいろんな体験(たいけん)ができます。
就職(しゅうしょく)して1年ですが、まだ分からないことだらけ。パソコンソフトの勉強もしなければ。やり直してと言われるたびに「向いてないのかな?」と思ってしまいます。でも、イメージが形になる満足感(まんぞくかん)は何にも替(か)え難(がた)いですね。
自分の世界が確立(かくりつ)できていないから、早く自分のデザインの方向性(ほうこうせい)を見つけたい。オリジナルのキャラクターを使ってパンフレットなんか作ってみたいですね。
【写真】パソコンに向かう松林さん(高知市北本町3丁目の「FACTORY」)
(高知新聞 2002年03月31日朝刊)
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