第60回県展閉幕 2万9000人が芸術の祭典堪能
高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」と同市高須の県立美術館で開かれていた「第60回県展」(高知新聞社とRKC高知放送主催)は22日、盛況のうちに閉幕。9月29日からの会期中の入場者は2万9041人に上り、大勢の県民が「高知の芸術の祭典」を堪能した。
節目を記念して、各部門で最優秀作を「県展大賞」に決定。また、今回から若手対象の「新人賞」も設けた。洋画、日本画、彫塑、工芸、書道、写真、グラフィックデザイン、立体作品の8部門の入賞・入選作など1184点が会場を彩り、高校生ら若い作家の躍進も目立った。
今年の入場者内訳は、かるぽーとに1万5518人、県立美術館に1万3523人の計2万9041人。昨年より会期が延びたこともあり、2483人の増加。また、22日は両会場とも1000人を大きく上回り、会期中で最高の人出を記録した。
最終日となった「かるぽーと」には、開場から続々と美術ファンが訪れた。閉幕直前の駆け込み組も多く、高知市内の団体職員の女性(28)は「仕事が忙しくて今日まで来ることができませんでした。この後は県立美術館に行ってきます」。無鑑査作家の作品解説やお茶席も開かれ、終日にぎわいを見せた会場では、多くの人たちが並んだ力作、意欲作をゆっくりと見納めしていた。
【写真説明】県展最終日も大勢の人が会場を訪れ、作品を熱心に見入った(高知市の「かるぽーと」)
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