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高知県警捜査費問題

県警捜査費監査 古い年度に非開示集中

(2005年8月27日・朝刊)
 県警の捜査費問題に対する特別監査で、県監査委員事務局は26日、県警本部で始めた実地監査について県警側の対応を説明した。説明によると、焦点となっている捜査協力者(県警が謝礼を支払ったとする人物)の情報は「古い年度の、特定の部署のほとんどが非開示」だった。県警側は事前に「進行中の事件は非開示にする」と説明していたが、古い年度に非開示を集中させた県警の対応は不自然といえ、同事務局は「非開示理由に納得できなければ開示を求める。捜査員の聞き取り調査段階では全面開示を求める」としている。

 特別監査の対象は12―15年度。さらに監査委員は16年度も自主的に監査する方針。

 県監査委員事務局によると、県警側は支払証拠書のうち、執行ごとの事件名と支出年月日、謝礼金額、支払った捜査員名はすべて開示した。一部は捜査協力者の名前と住所(市町村名のみ)、捜査員との接触場所を明らかにしたという。

 監査委員側は実地監査前の事前協議で、文書の全面開示を要請したが、県警側は「現在進行中の事件などは協力者名などをマスキング(非開示)する」とし、監査委員側は書面監査の段階ではこれを了承していた。

 同事務局によると、この日の実地監査で協力者情報の非開示が集中したのは「古い年度」。現在進行中の事件かどうか疑問があるため、「全体の開示状況を見て判断するが、事件名や他文書と突き合わせ、非開示が妥当かどうか分析する」としている。

 一方、県警の村田達哉・警務部長は、監査委員が実施を表明している捜査協力者への確認作業を「(協力者に)聴取されれば、協力者の存在が公になる恐れや疑念を抱かせる。これまでの関係が損なわれるなど多大な支障があると考える」と述べ、協力者への接触に難色を示した。


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