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裏金疑惑 「偽名領収書」開示を
(2004年6月5日・朝刊)
警察の捜査費問題で、県市民オンブズマン連絡会議は4日、高知市の県警本部で、本部10課が支出した捜査費の偽名領収書などの開示を請求した。全国のオンブズマン組織の一斉請求の動きに合わせたもので、7日にほかの都道府県警でも同様の請求が行われる予定。
請求したのは、10―15年度に捜査一課など10課が支出した国費、県費捜査費の領収書のうち、捜査協力者を偽名または架空の住所で記載した領収書▽同期間に、本部会計課が各所属長に出した国費、県費捜査費に関する通達文書―の2点。
同連絡会議は独自に、15年度の捜査一課、二課、暴力団対策課が支出した国費、県費捜査費の飲食店の領収書、請求書▽同年度の県内各16署が支出した駐在所の警察官の家族に対する協力謝金の「支出伺」などの文書―も開示請求した。
同連絡会議メンバーは「偽名の領収書なら、県警が非開示理由としてきた『捜査に支障が出る』ことはあり得ない。偽名領収書が裏金づくりの温床になっていたと考えられ、開示結果を全国の都道府県警と比較し、対応を検討したい」としている。
警察庁は、「協力者に危害が及ぶ可能性がある」などやむを得ない場合に偽名領収書を認めていたが、捜査費問題の批判を受け、16年度から架空名義を認めない方針を決め、全国の都道府県警に通知した。
全国のオンブズマン組織は4月にも、本部捜査一課などの捜査費関連の公文書を開示請求したが、県警は具体的な支出内容を黒塗りにし、「支払精算書」など個別支出書類は開示しなかった。
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