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「知事は監査要求せよ」 オンブズマン申し入れ
(2004年3月5日・夕刊)
県警の捜査費虚偽請求問題に絡み市民オンブズマン高知は5日、橋本大二郎知事に対し、真相究明のため、県監査委員に特別監査の実施を要求するよう求める申し入れ書を提出した。
申し入れ書などによると、オンブズマンは昨年7月、県警本部捜査一課が14年4―10月に捜査協力費などの名目で捜査費196万円を虚偽請求し裏金にしたとの疑惑から監査請求したが、「県費支出分とは確認できず監査対象にならない」などとして棄却された。
しかし今年に入り、北海道警元幹部らが裏金の実態を証言したり、道監査委員に監査請求する事態に至っている。同オンブズマンが開設した「県警情報110番」にも、県警OBと名乗る男性から捜査費の実態を示す生々しい情報提供があり、県警でも虚偽請求が存在することが推測される―として特別監査を求めている。
この日、オンブズマンのメンバー3人が県秘書課に申し入れ書を提出。同課は「知事が申し入れを検討し判断することになると思う」とした。
特別監査 地方自治法は出納事務などに関し、地方自治体の長も監査委員に対して特別監査の実施を要求できるとしている。捜査費不正疑惑をめぐっては、宮城県の浅野史郎知事が昨年3月に監査要求したが、監査委員による捜査員の事情聴取を県警が拒否し、違法行為の有無が判断できずに終わった。北海道では道警元幹部の証言などを受けて、高橋はるみ知事が監査委員に監査要求する意向を固めている。北海道警の捜査費不正疑惑を受け警察庁は2月、都道府県の監査委員から捜査員に対する聞き取り調査要求があった場合、原則として応じるべきだとする対応方針を全国の警察本部に通達している。
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