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反権力あきらめない 新聞労連・明珍美紀委員長(夕刊「ぴーぷる」)
(2004年1月21日・夕刊)
全国の新聞社の労働組合で組織する日本新聞労働組合連合(新聞労連、東京都千代田区)の明珍(みょうちん)美紀・中央執行委員長が、中四国の労組会議への出席と、自衛隊のイラク派遣について橋本大二郎知事にインタビューするため来高していた。
新聞労連初の女性委員長。全国を飛び回って市民集会を開催する多忙な毎日を送っている。自衛隊のイラク派遣には徹底して反対を訴え、新聞報道にも注文を付ける。「日本政府が、なぜこれほどまでにアメリカに追従するのか。それを報道しないまま派遣が決まった」
さらに「『いつ派遣するのか』といったスケジュール報道に重点が置かれ、『なぜ自衛隊なのか』や『憲法九条との整合性』についての論議がなかった。小泉首相への追及も甘かった」と手厳しい。
高知県警や北海道警で不正が指摘されている捜査費問題にも言及。「メディアが一緒になって追及すべき問題。『今のメディアは権力側にいる』と批判されていることを知るべきで、反権力をあきらめない姿勢が必要です」。穏やかな口調が、かえって意志の強さをうかがわせる。
橋本知事のインタビューは、直前になって知事が入院したため中止に。自衛隊派遣に反対の姿勢を明確にしている知事だけに残念そうだったが、「機会があれば東京であらためて話をうかがいたい」と意欲をみせた。
【写真説明】自衛隊のイラク派遣に関する報道の在り方を批判する明珍委員長(高知新聞社)
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