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W杯、国体でも慰労会 オンブズマンが公開質問状
(2003年9月23日・朝刊)
県警が捜査費を使って内部の慰労会を開いていた問題で、昨年のワールドカップ(W杯)サッカーやよさこい高知国体の警備出動についても国費分の捜査費を使って激励慰労会を開いていたことが22日までに、市民オンブズマン高知の請求に基づき県警が開示した資料で明らかになった。こうした激励慰労費について同オンブズマンは同日、新しく着任した県警の黒木慶英本部長に公開質問状を提出し、見解をただした。
同オンブズマンによると、県警本部各課は昨年度、激励慰労会を高知市内の警察共済組合福祉施設で開催。全6回で、まず昨年7月12日に「W杯サッカー大会警備出動に対する激励慰労」の宴席、今年1月9―17日には「国体および全スポ大会の警衛警備出動に対する激励慰労」で5回の宴席を催した。
金額はいずれも1人3000円。総務、監察、会計、鑑識、交通機動隊などの17―56人が参加し、当時の太田昭雄本部長が出席したケースもあった。6回の支出総額は67万5000円だった。
同オンブズマンはこの日、県警本部を訪問。公開質問状を提出し、「よさこい高知国体は大勢の県民がボランティアで支えており、県職員らも公費での慰労会は開いていない。警察関係者だけ特別扱いはおかしい」と指摘。「警察庁や県警の会計課の捜査費経理の手引では、激励慰労の使途例を『缶ビール、つまみ等簡素な飲食物の購入費』としている。今回は明らかな拡大解釈だ。今後も同様の支出をするのか黒木本部長の見解を聞きたい」などとした。
また県警の情報公開の在り方や、警察職員の残業代がきちんと支払われているかについても、文書での回答を求めた。
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