高知新聞
天気追加:
地震情報
台風情報
中部の天気
東部の天気
西部の天気

高知のニュース
国内・国際ニュース
おすすめトピックス

高知新聞購読申し込み

携帯サイト
iPhone版も登場!
坂本龍馬の部屋

とさあち
いちの土佐
おすすめグルメガイド

ピックアップ
楽しもう英語 English is Fun!!
岩崎四代物語
高知ファイティングドッグス

まんが
きんこん土佐日記web版
単行本7巻発売!
にゅーすけっち

病院・診療所 診療科目ガイド

ミュージアムマップ
イベント情報

音声ブラウザーご使用の方へ

47clubでお買い物

Google


 
高新写真コンテスト募集
声ひろばなど投稿
記事データのご利用
後援申請の用紙
サイトからのお知らせ


高新住宅総合展示場ライム

土佐いごっそう倶楽部

47news

釣りタイムズ
地球33番地公式サイト

企業情報
高知県内リンク

高知県警捜査費問題

蜃気楼 

(夕刊「話題」)
(2003年8月6日・夕刊)

 県警の捜査費について取材したのは初めてのことではない。国費分の捜査費を虚偽請求したことで、今回問題となっている本部捜査一課とは別の部署で、数年前に捜査費の使途が問題になりかけたことがある。「なりかけた」という表現を使ったのは、記事にするまでの確証を得られなかったからだ。

 「捜査費で幹部同士が飲み食いしている。現場には1銭も下りてこない」。当時の情報はこうだった。取材に取り掛かったが真相が見えてこない。関係者に直撃しても、否定はしないが「勘弁して」「それには触れるな」という答え。遅々として取材は進まなかった。

 感じたのは、県警にとって捜査費は「秘中の秘」であり、何か「後ろめたさ」がある、ということだった。実態がつかめないだけに一種の不気味さすら感じた。いくら頑張ってもたどり着けない蜃気楼(しんきろう)のようなものだった。そんな記憶を忘れかけたころ、今回、ようやく蜃気楼が目の前に現れた。

 当時と変わらないのは県警の姿勢。「不正はない」との言葉を繰り返す様子にはむなしさを覚える。目の前の蜃気楼が骨格を見せるのか、再び姿を消すのか、見当がつかない。捜査費の不気味さは相変わらずだ。

 県警は「捜査費は適正に執行した」と強弁しているが、金を使うはずの捜査員でさえ、以前から「不正はなくせ」という反発を強く持っていることを知っているのだろうか。階級社会ゆえに、部下の声なき声を聞き漏らしてはいないのか。幹部自らが耳を澄ましてみるといい。

 こちらの思いは「警察を叩(たた)く」ことではない。「警察には一片のやましさも持ってほしくない」という切なる願いがあるだけだ。(竹内誠)


県警捜査費問題トップへ
高知新聞フロントページへ
 
サイトマッププライバシーポリシーネット上の著作権新聞購読お問い合わせ