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県警「捜査費は適正に執行」 県議会総務委
(2003年8月5日・朝刊)
県警本部捜査一課の国費分の捜査費虚偽請求問題で、県議会総務委員会(森田英二委員長)は4日、委員会を開き、県警に報告を求めた。県警の太田昭雄本部長は「捜査費は適正に執行されている」と本紙報道をあらためて否定。委員の質問に対して捜査上の秘密を理由に「明らかにできない」との答弁を繰り返し、同委員会は「関心を持って今後の推移を見守る」と申し合わせるにとどめた。
【写真説明】捜査費虚偽請求問題について報告する県警の太田本部長=中央(県議会委員会室)
まず、太田本部長が「調査の結果、捜査費をはじめとする予算は適正に執行されている。捜査費の執行内容は捜査活動の説明となり、捜査活動に重大な支障を来すのでご理解をお願いしたい」と説明した。
質疑で坂本茂雄氏(県民クラブ)が「報道を受けて知事に報告した際、どういう指示を受けたのか」とただしたのに対し、太田本部長は「知事からは『治安状況も大変なので、しっかり捜査を尽くしてほしい』と言われた」と報告。「これほどの報道をされ、知事が再度説明を求めることはなかったのか」との問いにも、「特にない」とした。
式地寛肇氏(21県政会)は「県警内部で不正がある、ということになると捜査への協力が得られないのではないか」としたのに対し、上田瀧雄刑事部長は「捜査費を執行している捜査員が消極的になり、治安維持に悪影響がでなければいいが、と危ぐしている」と述べた。
森祥一氏(市民の声)は「過去には裏金づくりがあった、と言う警察OBもいる」と指摘したが、太田本部長は「承知していない」とした。
朝比奈利広氏(21県政会)と森田委員長が「(新聞報道への)反論はないのか」「名誉の回復を考えているのか」とただしたが、鈴木信弘警務部長は「報道が事実ではないということを、最も公的な場である県議会で表明している。それ以上のことは考えていない」と述べるにとどまった。
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