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南海地震

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四国沖で「ゆっくり地震」 震源域でひずみ蓄積 1―6月

 東南海・南海地震の想定震源域の四国から東海地方にかけての地域で1―6月に、これまで知られていないタイプの超低周波地震(ゆっくり地震)が起こっていたことを防災科学技術研究所が観測、1日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。

 プレート(岩板)の境界で固くくっついた領域が一気に壊れると大地震となるが、その周囲では境界面がずるずると滑るようにずれ、体に感じないゆっくり地震を起こすとされている。

 小原一成・総括主任研究員は「ゆっくり地震の活動は、想定震源域でひずみが蓄積していることを示す。プレート境界の地下の性質を知る上で意義ある発見だ」と話している。

 同研究所によると、このゆっくり地震は、愛媛県宇和島市沖から愛知県豊田市周辺にかけ、フィリピン海プレートと陸側のプレート境界にある想定震源域よりやや深い深さ約35キロで発生。周期は約20秒、地震の規模は最大でマグニチュード(M)3・5だった。

 既に観測されている周期が違う2種類のゆっくり地震とほぼ同時に同位置で発生。3種類のゆっくり地震は半年ごとに数日間続き、陸側のプレートのひずみが半年で1―2センチ解消されるという。


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