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愛媛・高知交流会議 南海地震で連携確認
橋本大二郎知事と加戸守行愛媛県知事は19日、高知市の高知城懐徳館で開いた愛媛・高知交流会議で意見交換し、南海地震発生時の人的な相互応援体制の仕組みづくりで連携する方向を確認した。加戸知事の考えに橋本知事が賛同した。
同会議は今年で6回目。加戸知事は中央防災会議の想定を念頭に「震災被害は死者(の規模)で約30倍も高知の方が大きい。愛媛は高知の救援、復旧支援に人を出す義務がある」と述べ、指揮命令系統の確立を6月7日に香川県の直島で開かれる四国知事会議で提案する意向を表明した。
四国4県は阪神大震災を機に、「広域応援に関する協定」を7年10月に締結。加戸知事の提案は比較的被害が少ないと想定される愛媛、香川両県から高知、徳島両県への具体的な人的支援の体制構築を急ぐ考えを示したもので、橋本知事も「そうした連携はありがたい」と応じた。
また、橋本知事は本県が野菜の消費拡大を模索している状況を説明し、「高知の野菜と愛媛の果物で連携できないか」と提案。加戸知事は「愛媛もミカンの消費量が少ない。両県共同のキャンペーンができるのでは」と同調した。
両県知事はNHK大河ドラマ「功名が辻」を生かした観光振興、四国アイランドリーグへの支援、三位一体改革の見通しなどでも情報を交換した。
【写真説明】愛媛、高知両県の共通課題で意見交換する加戸、橋本両知事(高知市の高知城懐徳館)
(2005年5月20日付朝刊掲載)