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地震への対応能力磨く 市町村長らが模擬演習
県内市町村の首長らが災害対応を研修する四国防災トップセミナーが2日、高知市布師田の高知ぢばさんセンターで開かれた。南海地震を想定した模擬演習を行い、首長や防災担当職員らがぶっつけ本番の訓練で危機管理能力を磨いた。
国土交通省四国地方整備局と県の主催で、平成12年度から四国4県が持ち回りで毎年開催。これまでは水害対応が中心だったが、今回初めて地震をテーマとし、県内46市町村の首長や議長、各県の防災担当者ら約500人が参加した。
模擬演習はマグニチュード8・4の巨大地震により、高知市内で火災や津波被害が発生したとの想定。「高知中央災害対策本部」を設け、浜田純南国市長を本部長に同市や高知市など5市町村の職員約30人を本部要員に配置した。
訓練は内容を事前に知らせず、本番さながら。対策本部に電話や無線で「百石町でアパート倒壊、6人が下敷き」「種崎で津波の一波で3メートルほどの浸水被害」など次々に寄せられる情報を職員らが整理し、関係機関に伝達した。
さらに被害状況を地図上にまとめながら避難路の確保などを進め、浸水被害が拡大する五台山や布師田地区などに避難指示。職員らは緊迫した表情でそれぞれの役割をこなした。
訓練後、浜田市長は「情報の分析や整理はうまくできたと思うが、早めの避難指示をためらってはいけないことを実感した」と話した。
【写真説明】緊張感を漂わせながら災害対応訓練に取り組む市町村職員(高知市の高知ぢばさんセンター)
(2005年2月3日付朝刊掲載)