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県総合防災訓練に2200人 南国市など
災害シーズンを迎え6日、県の総合防災訓練が南国市や香美郡、土佐郡で一斉に行われた。各市町村役場や消防機関、県警、自衛隊など56団体のほか一般住民ら合わせて約2200人が参加し、南海地震や大雨被害への対応を検証した。
訓練は、南海トラフが震源のマグニチュード8・4の地震や森林火災、豪雨による河川増水などを想定。南国市の物部川河川敷、鳶ケ池中学校、土佐山田町の甫喜ケ峰森林公園、土佐町の町ふれあい広場を会場に行われた。
南国市から香我美町にかけての沿岸域では津波対策のための水門、陸こう(防潮堤の切れ目からの浸水を防ぐ金属製扉)の閉鎖訓練。県南国土木事務所職員や管理を委託されている住民ら約50人が、約60基を一斉に閉鎖して所要時間をチェックした。
このうち香我美町岸本の岸本漁協前の陸こうでは、同町役場から連絡を受けた住民2人が作業を開始。スライド式の扉を閉じた後、スパナで左右6カ所を固定。7分ほどで作業を終えた。
閉鎖に要した時間は、数分―約50分で平均14分。同事務所は「住民1人で5、6カ所を管理している所があり、作業すべてが終わるのに50分以上かかった。(こうした場所も含め)地震発生時に住民に閉鎖を要請することは考えにくい。今回の結果を十分に検証し、今後の地震対策に生かしたい」としている。
また南国市の物部川河川敷では、南国市消防本部などが倒壊家屋からの救出訓練。「周囲の安全を確認せよ!」などと指令を受けながら、瓦などを手際よく撤去。被災者に見立てた人形を発見し、救急車で搬送した。
【写真】倒壊家屋からの救出訓練などが行われた(南国市の物部川河川敷)
(2004年6月7日付朝刊掲載)