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県総合防災訓練 水門など60基一斉閉鎖 来月6日
南国市など物部川流域を中心に14市町村が参加して6月6日に実施される県総合防災訓練で、県中東部の約60カ所の水門などで一斉に閉鎖訓練が行われる。県はこの訓練を、南海地震における津波対策を考える一つの検証作業としており、設備の作動状況などを入念にチェックする。
対象は、南国市から香美郡香我美町にかけての海岸部の河川の「水門」と「陸こう」(防潮堤の切れ目からの水の浸入を防ぐ金属製扉)計約60基。管理者の市町村職員や管理を委託されている地元住民らが参加する。
同地域を担当する県南国土木事務所によると、過去にはごみがたまって開閉に支障を来しかねない陸こうや、ハンドルなどの開閉器具を紛失し、レンチなどで操作を代替したケースなどが報告されている。訓練では、閉鎖までに要した時間などを確認する一方、こうした管理面の状況を点検し、今後の課題を探る。
県危機管理課は「現在の設備や態勢では、津波の来襲までにすべての陸こう、水門で閉鎖が間に合うとは思えない。今回の作業を通し、どういう津波対策を取るべきなのかを考えたい。県内のほかの地域でもこうした訓練、検証に順次、取り組む」としている。
【写真】6月の県総合防災訓練で閉鎖される陸こうの一つ。万一に備え、日々の点検が欠かせない(香我美町内)
県防災会議幹事会開く
県防災会議幹事会が24日、高知市内で開かれ、総合防災訓練の内容のほか、「東南海・南海地震対策特別措置法」に基づいて県が6月に国に提出する「推進計画」の案などが示され、県や市町村と高知海上保安部との役割分担の明確化などが協議された。
(2004年5月25日付朝刊掲載)