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テンガイハタ 体長2.8メートル
ぎょろりとした大きな目にざらざらした銀色の肌――一見、タチウオのような体長二・八メートルの巨大な珍魚が十八日朝、土佐清水市以布利の以布利港に水揚げされた。
岡林小松さん(78)の小型定置網に引っ掛かっていたもので、いろいろな魚を見慣れた組合員らもびっくり。「こりゃ何で」「初めて見るの」「大地震の前触れか」と興味津々の様子。
早速、大阪海遊館海洋生物研究所以布利センターの職員が調べたところ、千葉から本県にかけての沖や中央太平洋、地中海などに生息するアカマンボウ目の深海魚、テンガイハタの成魚と判明した。
「リュウグウノツカイは年に一、二回ほど揚がるけど…」と川上裕敏以布利漁協組合長。「タチウオやったら何人前やろう」と言う人もいたが、食用には向かないようだ。引き取り手も見つからず、同漁協が処分する。(平成14年4月19日付朝刊)
【写真】以布利港に水揚げされたテンガイハタ(土佐清水市以布利)
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