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ソウギョ 体長85センチ

高知市高須の絶海池で平成11年6月21日夕、吾川郡春野町東諸木、釣具店勤務、横田憲昭さん(29)が体長85センチのソウギョを釣り上げた。そのえさが、何とミカン。退屈しのぎの冗談のような結果に、「まさか釣れるとは」と驚いている。
絶海池の近くに住む友人の山本昌司さん(40)方を訪れていた横田さんは夕方、退屈しのぎに2人でソウギョ釣りに行くことに。しかしえさがなく、たまたま目についたのが机の上の温州ミカン。横田さんが皮をむいたミカン、山本さんは拾ったニンジンの葉をえさに、チヌ釣り用のさおを池に差し出した。
待つこと約10分。突然、横田さんのさおに強烈な当たりがきた。「ミカンを丸ごと食べるのが見えた」。リールを巻こうにも巻けず、約20分格闘。暴れ回るソウギョを相手に大捕り物の末、最後は山本さんが家から持って来た網で2人がかりですくい上げた。
体長85センチの大物。格闘に疲れぐったりしていたが、池に放すと元気良く泳ぎ去った。
横田さんは「まさか釣れるとは。おいしいミカンだったので飛びついたのかも」と半信半疑。桂浜水族館の関係者も「クロダイがミカンで釣れると聞いたことがあるが、ソウギョは聞いたことがない。植物性のものを食べるので考えられないことはないが」と驚いている。
【写真】ミカンのえさで釣り上げたソウギョを手に笑みを浮かべる横田憲昭さん(高知市高須の絶海池)
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