|
口太グレ(メジナ) 体長67.5センチ、重さ6.85キロ
宿毛市沖の島でこのほど、体長六七・五センチ、重さ六・八五キロの口太グレ(メジナ)が釣れた。国内でもこれほどの大物は記録が残っておらず、釣り専門誌が「日本一」と認定した。
釣ったのは高知市弘化台、住宅リフォーム業、南守信さん(52)。南さんは九日、友人二人と沖の島へ磯釣りに出掛け、南岸にある岩場の通称「ノコバエ三番」でこのグレを仕留めた。
「『ズン』という、今までにない強い当たり」に驚いた南さんは、テグスが切れないよう気をつけながら五分ほど格闘。テグスの先にいたのは、クーラーボックスにも入らないほどの大物だった。
本県などで「グレ」と呼ばれる魚には尾長グレ(クロメジナ)と口太グレ(メジナ)がいるが、一般的にクロメジナのほうが大きくなる。国内の大物記録を集計している釣り専門誌「週刊釣りサンデー」では、これまでクロメジナの八三・三センチをグレの日本記録としていた。だが「メジナの中で今回は飛び抜けて大きかった」(同誌編集部)ことから、新たにメジナの項目を独立させ、六七・五センチを日本記録として認定した。
釣り歴二年の南さんは、これまで五十センチ以上のグレを釣ったことがなく「仲間内では半人前扱い」だったという。「今度からは、胸を張って話に加われますよ」と南さん。“日本一”のグレははく製にし、宿毛市で知人が経営する喫茶店「めじな」に展示する予定だ。(平成14年5月16日付朝刊)
【写真】釣り上げた67.5センチのグレを抱える南さん(宿毛市片島)
|