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高知県内落ちアユ漁解禁県内の主な河川で1日、落ちアユ漁が解禁された。中には1時間で20匹程度釣った人や、30センチクラスの良型を上げた人もいたが、全般に低調。小ぶりで数もいまひとつだった。前評判の悪さから釣り人の姿すら見えない河川もあり、早々にあきらめた人の表情は険しかった。
野根川 20匹以上も
ポイントの旧野根川橋付近は早朝、風が強く釣果は乏しかった。少し上流の押野橋付近は風も穏やかで、早朝から8人ほどが糸を垂らした。20cm前後が中心。3時間で20匹以上釣った人もいたが、全般に低調。「全然食わん」「1時間で1匹か…」など、嘆きの声が漏れていた。 野根川漁協は「釣り人も例年の半数ぐらいで今年は不漁。流れが悪く、条件が厳しい。雨が降れば期待できる」としている。
奈半利川・安田川 釣り人遠のく
両河川とも釣り人の姿は確認できなかった。奈半利川は昨年から親アユ保護のため、禁漁区を拡大。禁漁の「田野井せき」から下流域ではアユを狙う鳥がおり、奈半利川淡水漁協の関係者は「多くが禁漁区に下ってしまったのでは」と話している。 安田川は、解禁前日ごろは魚影がほとんど視認できておらず、例年のポイント周辺でさおを出す人の姿は見られなかった。
安芸川・伊尾木川 5日程度は楽しめそう
伊尾木川はさお釣りが8人で有ノ木橋上流に集中。釣果は10〜20cmが午前中で10〜30匹程度。1時間で約20匹を釣った人は「少ないと聞いていたが、これほど釣れれば上等」と笑顔。さびていないアユも交じっていた。 安芸川は栃ノ木地区を中心に網組が約30人で、1人当たり20〜30匹程度。10cm後半が中心。芸陽漁協関係者は「伊尾木川はまだ群れがいる。釣果は厳しくなるだろうが、あと5日程度は楽しめるのではないだろうか」としている。
鏡川 人影少ない
高知市の廓中堰(かちゅうぜき)から縄手町の南にかけてが主なポイント。アユの成育があまりよくない。解禁直後から人影が少なく、早々と引き揚げる姿もみられた。
仁淀川 ポイントで明暗
仁淀川橋からかんぽの宿伊野の間で魚影が濃く期待されたが、釣果は芳しくなかった。数は少なかったが30cm級を釣る人もいて、全体的に型はいい。仁淀川大橋の付近では1回の網で30匹前後捕れるなど、上流と下流で明暗が分かれた。 仁淀川漁協は「型はいいが、全体に数は少ない。15日に解禁される産卵保護区(いの町奥田川樋門下流300m)に期待している」としている。
四万十川 多い人で20匹
四万十川橋付近に釣り人が入っていたが、アユの姿はポツポツで、多い人で10匹前後。「魚影が薄い」「年々釣れんなりよう」の声も。 四万十川中央漁協によると、網漁も「全然だめ」。多い人で20匹前後で、サイズは25cm前後。「今後、増水などで上流のアユが下れば可能性があるかも」という。 (2010年12月02日付朝刊) |
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