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 高知県内アメゴ漁あす解禁 放流量、例年より多め

 2010年02月28日付朝刊

多くの釣り客でにぎわった「アメゴ釣りな祭」(昨年4月、中土佐町大野見久万秋)

 アメゴ(アマゴ)漁が1日、県内の多くの河川で解禁される。昨年は例年より多めに放流した漁協が多く、一部の河川では20〜25cm級の期待も懸かる。各漁協に放流状況やポイントを聞いた。

 【写真】多くの釣り客でにぎわった「アメゴ釣りな祭」(昨年4月、中土佐町大野見久万秋)

 安田川  本流域中心

 安田川漁協は昨年5月に55kg、同10月に110kgの計165kgと、昨年より多く放流した。昨年は支流部がメーンだったが、今年はより多くの釣り人に楽しんでもらおうと、本流域を中心に放した。「安田川アユおどる清流キャンプ場」の約2kg上流から馬路村までの間がポイントになりそう。
 魚梁瀬ダムから上流には馬路村が昨年5月に約140kgを放流。川を調査した村魚梁瀬支所は「西川にぼつぼつ魚影が見られる。型は15〜25cm。例年より期待できそう」と話している。

 奈半利川 水量は豊富

 奈半利川淡水漁協は昨年6月、野川川、西谷川にそれぞれ50kg、小川川に45kg、中流域に5kg、平鍋ダム上流に50kgの計200kgを放流した。
 同漁協によると「順調に育てば、放流した稚魚は15〜20cm、それ以外は20cm以上になるのでは。今のところは水量も豊富で、釣果は期待できそう」としている。

 伊尾木川・安芸川  500kg放す

 芸陽漁協は昨年5月、伊尾木川に300kg、安芸川に200kgの稚魚を放流。例年より合わせて100kg多い量となった。
 伊尾木川は古井や別役、安芸川は畑山温泉近くがポイントになりそう。伊尾木川の禁漁区は橋ケ谷えん堤上流から桑ノ木橋えん堤まで。同漁協関係者は「調査してないので型は分からないが、水量は期待できそう」としている。

 物部川  条件上向き

 物部川漁協は昨年5月末、香美市物部町、香北町の本支流に稚魚15万5千匹を放流。昨年12月中旬と今年1月下旬には、日ノ御子川や杉熊川など計6カ所で、昨年の1・8倍にあたる計1・65tを放流した。
 中でも、別府川には600kgを放流し、もみじ茶屋より上流が一番の狙い目。日ノ御子川全域も魚影が濃い。
 今年は水量が少なかったものの、最近の雨で条件は上向きそうだ。

 吉野川  自然産卵を確認

 吉野川いの町本川漁協は1月までに、成魚約300kgを全域に放流。桑瀬川の専用釣り区は予約制。1日専用券を事前購入すれば1人当たり2kgを放流する。予約なしは1日2千円で放流はない。問い合わせは同漁協(088・869・2777)まで。毛針釣り専用の中野川川は完全予約制で、キャッチ・アンド・リリースが義務化されている。予約は中野川クラブ(088・869・2002)まで。
 嶺北漁協は昨年5月、支流に稚魚約650kgを放流。秋には自然産卵の跡も確認されている。「渇水の心配はなく、水温が上がれば期待できる」と同漁協。ポイントは瀬戸川、大北川、南小川、立川川、汗見川など。

 鏡川  数日が勝負

 鏡川漁協は2月下旬、鏡、土佐山の両地域で各167kgを放流した。例年より水量が少ない分、釣果に期待も。例年通り、解禁日から数日間が勝負とみられる。

 仁淀川  支流にポイント

 仁淀川漁協は昨年、稚魚413kgを放流。ただ、「渇水が続いたため、稚魚の成育状態は昨年より悪い」と漁協関係者。サイズは15〜16cmが中心となりそうだ。ポイントは例年通り支流の土居川、安居川、長者川。また、吾北地域の小川川や上八川川では、キャッチ・アンド・リリース専用の冬季アメゴ釣り場として、昨年、成魚227kgを放流。解禁後は持ち帰ることができる。

 四万十川津野山  25cm級も

 津野町は昨年4月、稚魚73kgを北川川流域の20カ所に放流した。サイズは15〜20cmが中心で、中には25cmクラスも見られる。解禁当初も例年並みの釣果が期待できそうだが、型のよいものは4月ごろからか。
 梼原町では昨年6月に稚魚260kg、同10月に成魚450kgを、梼原川、四万川川全域の約80カ所に放流。今年は水量が多かったため全体的に成育はよく、例年以上の釣果が期待できる。ポイントは梼原川が下本村より下流、四万川川は六丁より下流か。

 四万十川上流  18〜20cmに期待

 四万十川上流淡水漁協は昨年5月、窪川地域と大野見地域に稚魚を10kgずつ放流。また同年3月には松葉川地区へ20cmほどの成魚を100kg放流しており、18〜20cmサイズは期待できそう。ポイントは窪川地域が日野地川の松葉川温泉上流と、井細川の折合周辺。大野見地域が島の川川や下ル川川の上流など。

 四万十川黒尊  20cm級交じる

 四万十川西部漁協は昨年6月、稚魚約60kgを四万十市の四万十川支流・黒尊川と藤の川川に放流。魚影は15cmほどと例年並みだが、中には20cm級も見られる。解禁直後のポイントは黒尊川上流部。
 
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