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 高知県内アメゴ漁あす解禁 水量豊富、成育も順調

 2009年02月28日付朝刊

多くの釣り客でにぎわった「アメゴ釣りな祭」(昨年4月20日、中土佐町大野見久万秋)

 アメゴ(アマゴ)漁が3月1日、県内の多くの河川で解禁される。今季は冬場の水量が例年以上で、気温も高めに推移したことから、全般に成育はおおむね順調とみられる。一部の河川では20cm級の期待も懸かる。各漁協などに放流、成育状況やポイントなどを聞いた。

 【写真】多くの釣り客でにぎわった「アメゴ釣りな祭」(昨年4月20日、中土佐町大野見久万秋)

 安田川  魚梁瀬は小粒

 安田川漁協が昨年8月、上流部に約15kgを放流。また、馬路村も昨年5月、上流部に約80kg、魚梁瀬ダム上流の奈半利川支流に約120kg放流した。
 同漁協によると、稚魚の放流量は例年の半分ほどだが、馬路村から下流では昨秋、魚影が見えていたという。一方、同ダム上流を調査した同村魚梁瀬支所は「西川では型は12―13cmと小さく、数も少ない。中川、東川では魚影は確認できていない」としている。

 奈半利川 15―25cm中心

 奈半利川淡水漁協が昨年5月、稚魚を野川川、西谷川、小川川、平鍋ダム上流にそれぞれ50kg、計200kgを放流。同漁協は「水量は例年以上で、濁りもなく状態はよい。型は15―25cmが中心になりそう」と期待している。

 伊尾木川・安芸川  川の状態よい

 芸陽漁協は昨年5月、伊尾木川に250kg、安芸川に150kgの稚魚を放流した。伊尾木川の禁漁区は、橋ケ谷えん堤上流から桑ノ木橋えん堤まで。
 同漁協は成育状況は確認していないが、「雨が続いたため(両河川とも)水量は十分にある。川の状態がよいので、成育状況も大丈夫と思う」と期待している。

 物部川  杉熊川の魚影濃い

 物部川漁協は昨年6月上旬から中旬にかけて、香美市物部町、香北町の本支流に稚魚12万6000匹を放流。昨年11月下旬と12月上旬には、日ノ御子川や杉熊川など5カ所で計900kgを事前放流した。
 今年は適度な降雨があり、本支流とも水量、水況ともに良好。中でも杉熊川下流域が狙い目で、全体に10―20cmと小ぶりだが魚影は濃い。別府川のもみじ茶屋からべふ峡温泉上流もポイント。
 22日の特別採捕の結果も良好で、「型狙いなら日ノ御子川、数狙いなら杉熊、別府川が狙い目」と同漁協。

 吉野川  予約あれば放流

 いの町本川漁協は1月までに、成魚約450kgを全域に放流。桑瀬川の専用釣り区は予約制。1日専用券を事前購入すれば1人当たり2kgを放流する。予約なしは1日2000円で放流はない。問い合わせは同漁協(088・869・2777)。毛針釣り専用の中野川川は完全予約制で、キャッチ・アンド・リリースが義務化されている。予約は中野川クラブ(088・869・2002)。>
 嶺北漁協は昨年5月、支流に稚魚約600kgを放流。秋には自然産卵の跡も確認されている。水温も例年より高いことから「かなり期待できるのでは」と同漁協。ポイントは瀬戸川、大北川、南小川、立川川など。

 鏡川  人出多そう

 鏡川漁協は今年2月下旬、鏡、土佐山両地区に計4000匹超(400kg)を放流した。型は24cm前後。
 解禁日の1日が日曜日でもあり、釣り人の関心が高い。例年以上の人出が予想される。解禁日から数日間が勝負。

 仁淀川  17―18cmが中心

 仁淀川漁協は昨年、例年より多い稚魚413kgを放流。吾北地区の小川川などには20cm級の成魚3000匹も放流した。例年通り支流の上八川川、土居川、安居川、長者川がポイントとなる。サイズは17―18cmが中心と例年以上。漁協関係者は「雨で水量が多く、暖冬で水温も高い。そのためか成育状況が例年よりよく、楽しんでもらえるのでは」としている。

 四万十川津野山  例年以上の釣果も

 津野町は昨春、稚魚63kgを北川川流域の22カ所に放流した。今年はカワウが少なく、例年より釣果が期待できそう。大きさは20cm前後が中心で、25cmクラスも狙えそう。解禁当初は水が多めだろうが、水量が落ち着けば楽しみ。
 梼原町では昨年6月に稚魚260kg、同10月に成魚450kgを、梼原川、四万川川全域の約80カ所に放流した。アオサギやカワウの食害は気掛かりだが、今年は水量が多く冬場に暖かい日が多かったため成育はよさそう。ポイントは梼原川が下本村より下流、四万川川は六丁より下流か。

 四万十川上流  20cm級期待

 四万十川上流淡水漁協は昨年8月に稚魚を窪川、松葉川、大野見地区に10kgずつ放流。19年12月に14万粒の卵も放流しており、順調に成長していれば20cm級も期待できる。魚影は例年並み。ポイントは窪川地区では日野地川の松葉川温泉上流、井細川の折合周辺。大野見地区では島の川川や下ル川川の上流など。

 四万十川黒尊  上流部狙い目

 四万十川西部漁協は昨年6月、稚魚約60kgを四万十市の四万十川支流・黒尊川と藤の川川に放流。魚影は例年並みで15cmほどが中心だが、中には20cm級も見られる。解禁直後のポイントは黒尊川上流部。
 
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