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 アユ漁第2陣解禁 小型多く釣果まちまち

高知県内各地のポイントに早朝からずらり太公望が集まった(1日午前7時25分ごろ、高知市朝倉丙の鏡川) 1日、主な河川で解禁された県内アユ漁第2陣。漁協関係者らによると、型は全般に小ぶりで、最近の雨の影響で河川によって釣果はまちまち。ただ解禁前の魚影の濃さは例年並みかそれ以上とする河川が多く、今月中旬から7月以降にかけ期待できそうだ。

 【写真】高知県内各地のポイントに早朝からずらり太公望が集まった(1日午前7時25分ごろ、高知市朝倉丙の鏡川)


 野根川  全般に振るわず

 早朝から例年並みの100人が訪れた。大斗より上流の友釣りでは「1匹も釣れん。今までこんなことなかった」と残念そうな釣り客も。下流の餌釣りは30匹釣れたという情報もある。野根川漁協は「水温が上がらず、全体的に釣果が少ない人がほとんど。天候回復後に期待したいが、何とも予想しがたい」と話していた。

 羽根川・吉良川2河川  天然遡上少ない

 羽根川では早朝、中川内地区から下流で釣り客の姿がぼつぼつ。早朝には「なかなか釣れん」とぼやく人が目立ったが、15―18センチを7匹釣った地元住民によると、黒見地区で20匹の人もいたという。羽根川淡水漁協は「天然遡上は少ないが、水量が落ち着けば期待できそう」。東の川、西の川は釣り客の姿がほとんど見られなかった。

 奈半利川  支流で手応え

 支流の西谷川、野川川を中心に人が出ていた。友釣りで20匹近い釣果の人もおり、奈半利川淡水漁協では「昨年よりは手応えがある」としている。上流域で期待された小川川は、先月下旬の雨で水量が多く、釣り人は少なかった。同漁協は「本流も川の濁りが減れば十分に楽しめそう」と話している。

 安田川  釣果20匹の人も

 雨で魚影が移動しポイント探しに苦労する人が多かったが、昨年より人出は多く、約200人が正弘など中流部を中心に集まった。
 安田川漁協によると、小型が中心で最大では約17センチのものが釣れたという。釣果は多い人で20匹前後。同漁協は「川の状態は良いので、今後に期待したい」と話している。

 伊尾木川・安芸川  期待外れ

 両河川共に十数センチが中心で小ぶり。安芸川は畑山橋周辺などに計50人。午前中、多い人で15匹。芸陽漁協関係者は「まだ魚が太りきっていない。1カ月後ぐらいからが本番」と今後に期待。
 伊尾木川は有井堰(ぜき)の下に30人、入河内などに50人がさおを出したが、1時間で1、2匹。たまに15センチ級が交じる。「もっと釣れると思っていたが期待外れ。近年で一番ひどい。天然の遡上が少ないからだろう」と釣り客。本格化は梅雨明け以降となりそうだ。

 吉野川  釣り人まばら

 吉野川嶺北漁協は稚アユの放流を例年より早め、3月下旬―5月下旬に2・5トンを入れた。天候も水量も安定しており、成育は順調。「6月中旬ごろからはかなり楽しめそう」と同漁協。
 1日の解禁は、いの町高薮えん堤から徳島県境までの本流のみ。穴内川、立川川など支流は7月1日解禁。網漁は本流6月15日、支流7月15日の解禁。穴内川の友釣り専用区は昨年からJR大杉駅前付近に変更された。漁期は8月15日まで。

 鏡川  滑り出し順調

 鏡庁舎、大河内橋、鏡川堰周辺をはじめ、さお釣りを中心に200人以上と例年以上のにぎわい。鏡川漁協によると大きさは18―20センチ、釣果は1人平均20―30匹程度と、まずまずの滑り出し。降水量がさほど多くなかったことも幸いした。
 鏡ダムの上流は7月1日解禁。今年も鏡ダムでふ化した稚アユの遡上が確認されており、多くの人出が期待できそうだという。

 仁淀川  小ぶり目立つ

 雨による増水で「深くて川に入れん」と釣り客は全体的に例年より少なめ。型も10―15センチ程度の小ぶりが目立った。
 下流の高知自動車道仁淀川橋(土佐市)周辺では、午前中に10匹ほど上げた人もいたが、上流の柳瀬などではゼロの人も。「気配がない。水温が上がるのを待っても無理かも」と早々にさおをしまう人や別のポイントへ向かう人もいた。
 仁淀川漁協は「群れはいるので水が引けば釣れ始めるのでは。アユもまだ成長しきってないので、6月中旬から7月が本番」と期待していた。

 四万十川・中下流   下流は好調

 四万十市中村、西土佐両地域ともまずまずの釣果。支流の目黒川では、早朝から20―30人がさおを出した。1人平均10匹ほどで午前中に30匹ほど釣った人も。四万十川西部漁協は「昨年より釣果はいい。20センチ近くの大物もちらほら釣れている」と話している。
 中村地域では支流の内川川に約10人の釣り人が集まった。型は15―20センチ程度、多い人は30匹ほどの釣果。四万十川中央漁協は、「今後、大水が出たりしなければ楽しめる」と期待している。
 四万十町の大正、十和両地域は増水と濁りがあり、本流、支流ともにほとんど人出はなかった。釣果は2、3匹程度と振るわないが、20センチ近くのものも交じる。
 四万十川東部漁協は「雨が降る前に希ノ川地区ではみ跡も確認していたが、今の水量ではアユの姿を見つけるのも難しい。川が落ち着かないと状況が分からない」としている。同漁協管内では、7月15日から網漁が解禁になる。

 松田川  水温低い
 坂本ダム上流の釣り専用区などに朝から20人ほどが繰り出した。雨の影響などで水温が低めのため、釣果は少ない様子。それでも15、16センチクラスを数匹釣った人もおり、「緩やかな場所よりも流れのきつい瀬が狙い目」とする声もあった。
 松田川漁協は「魚の数は多いが、水温が低く遡上が遅れている。十分な釣果が期待できるのは7月になってからになりそう」と話していた。

 (2008年06月2日付朝刊)

 
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