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――朝刊――
コンサ札幌が高知での公式戦撤退 来年キャンプも
Jリーグ二部に降格が決まったサッカーのコンサドーレ札幌がこれまで2年連続で本県で行っていたホームゲーム初戦を、来季は開催しないことが11日、分かった。チームを運営する北海道フットボールクラブ(HFC)の田中良明社長らフロント陣が来高し、橋本大二郎知事らに説明した。これに伴い試合前キャンプも中止する。
札幌は平成11年から吾川郡春野町の春野運動公園でシーズン開幕前にキャンプを張っており、J1に昇格した昨年3月、県内では初めてのJリーグ公式戦のホームゲームを開催。ことし3月にも開いた。
この日、あいさつ回りを兼ねて橋本知事や県後援会を訪問した田中社長は、春野で開催しないことについて「札幌ドームが(シーズン開幕の)3月から使用できるようになったことで、これを使わせていただくことにした」と説明。「この2、3年でやっと単年度黒字となり、こちらの運営もしっかりさせたい」などと理解を求めた。
また再来年以降についても、本県では公式戦を開催しないことも明らかにした。しかし「高知はよさこいなど多くのつながりがある」として、キャンプは「お互いの都合がつけば、お世話になりたい。候補地に挙げさせてもらう」と話した。
関係者によると、撤退の背景の一つには春野で開いた公式戦の観客数が初回6300人、2年目7200人にとどまり、目標の1万5000人に遠く及ばなかったことがある。「長いスパンで考えたい」(コンサ札幌)としていた観客動員だが、苦しい経営事情にも迫られた選択だった。
【写真】本県での公式戦開催の中止を説明するHFCの田中良明社長(左)と山田政光専務(高知新聞社)
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