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――朝刊――
今年こそチャンピオンに 世界GPライダー東選手
世界最高峰のオートバイレース、世界ロードレース選手権(世界GP)一二五ccクラスに参戦し、昨シーズン総合五位の成績を収めた東雅雄選手(30)=高知市北秦泉寺=がこのほど帰高。高知新聞社を訪れ、「今年こそチャンピオンの座を」と強い意欲を見せた。
「中盤のレース結果を考えれば、決して悪くはない成績」と振り返る昨シーズン。初戦、第三戦を優勝で飾り幸先の良いスタートを切った。しかし、舞台をヨーロッパに移してからは、伸びる他チームを横目にマシンの現状維持がいっぱい。加速力が足りず、「自分たちだけが足踏みしているような感覚でした」。
エンジンのセッティングを方向修正し「やっと原点に戻れた」のが栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ」で行われた第十三戦。以降は「他チームと差があるもののマシン本来の力を出し始め」、順位は一けた台に上がった。
そして最終戦はブラジルのリオ。二十一番手と後方からのスタートだったが、タイヤ選択でかけに出て、一時は四位まで順位を上げた。不運にも終盤降りだした雨でコースアウトしたが、順位をぐんぐん上げ七位でゴール。「順位はともかく、とにかく面白いレースだった」と笑顔を見せる。
シーズンオフもスポンサー回りやタイヤテストでヨーロッパへ飛ぶ日々。現在は食事量を調節し、ジムに通うなどレースに向けて準備を進めている。三月には三十一歳になるが、「レースでは年齢は関係ない。速い人、駆け引きのうまい、強い人が勝つんです」ときっぱり。
新年、自宅近くの神社に「けががないように」お参りした。「ずっと目標はただ一つ! 状態が整えば今年こそはチャンピオンに」と闘志満々。四月には鈴鹿サーキットで初戦が行われ、世界を駆けるGPが始まる。
【写真】「年齢は関係ない。速い人、強い人が勝つんです」と語る東選手(高知新聞社)
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