2017.05.17 08:20

秘蔵写真使いヤイロチョウ紹介 高知県四万十町でパネル展

ヤイロチョウの生態を写真付きパネルで紹介している巡回展(高知県高岡郡四万十町大正)
ヤイロチョウの生態を写真付きパネルで紹介している巡回展(高知県高岡郡四万十町大正)
 警戒心が強く、観察が難しいヤイロチョウの生態を16点の写真付きパネルで紹介する巡回展が高知県高岡郡四万十町で開かれている。生態系トラスト協会(四万十町大正)が、四万十川流域での営巣発見80年を記念して企画。9月30日まで高知市と県西部5市町村で順次開催する。

 ヤイロチョウは、南方から繁殖のため5月ごろ本州以南に飛来し、初秋に再び南下する渡り鳥。繁殖地の広葉樹林が伐採で減少し、国や高知県の絶滅危惧種になっている。

 営巣は1937年、国内で初めて四万十町や宿毛市で確認された。高知県や四万十町の鳥としても親しまれ、生態系トラスト協会は約456ヘクタールの保護区を管理している。

 会場の大正駅前にぎわい拠点では、餌を運ぶ親鳥や巣立ち直後のひななど、生態系トラスト協会秘蔵の写真を解説付きで展示。日本初の営巣記録の写真もある。

 来場者は、緑、青、赤など色鮮やかで美しい姿に「一度、生で見てみたいね」とうっとり。生態系トラスト協会の中村滝男会長は「近年は人里近い森にもすみ着いている。野鳥と共存できる環境づくりに関心を持ってくれれば」と話している。

 5月18日まで四万十町で開催し、23日から高知県庁で展示する。問い合わせは生態系トラスト協会(050・8800・2816)へ。

カテゴリー: 環境・科学教育高幡


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