2017.05.17 08:10

高知市の豆匠庵「食べる豆乳」が食品全国コンテスト最高賞

笑顔で「食べる豆乳」と表彰状を手にする「豆匠庵」の谷脇行彦さん(高知市春野町東諸木)
笑顔で「食べる豆乳」と表彰状を手にする「豆匠庵」の谷脇行彦さん(高知市春野町東諸木)
 地方の魅力的な農水産物にスポットを当てるコンテスト「『にっぽんの宝物』ジャパングランプリ2017」がこのほど北九州市で開かれ、高知市の豆腐店「豆匠庵(とうしょうあん)」の「食べる豆乳『soy make』」が最高賞のグランドグランプリに輝いた。大豆の風味が利いた新食感の味わいが評価された。

スイーツ部門のグランプリを受賞した「やぎミルクジェラート」(高知県香南市香我美町岸本)
スイーツ部門のグランプリを受賞した「やぎミルクジェラート」(高知県香南市香我美町岸本)
 「『にっぽんの宝物』ジャパングランプリ2017」は東京の人材育成会社などが、地方の農水産物を生かした商品作りを後押ししようと、2012年から日本各地で開いている。全国大会には、千葉や熊本など6カ所の地方大会で上位だった17組が、「スイーツ」「調理」「新体験」の3部門に出場した。

 「食べる豆乳」は豆匠庵の店主、谷脇行彦さん(31)が以前から製造していた豆乳を基に「大豆を厳選し、蒸気で炊く際にもしっかりと混ぜるなど、より工程に手間をかけた」と解説する一品。大豆をふんだんに使うことで風味と甘みがしっかり出て、豆腐を飲んでいるような食感が楽しめるという。

 大会では、経済同友会のメンバーや農林水産省の関係者らが審査し、「今まで飲んだことのない味」「海外での可能性も感じる」などと高評価を得た。新体験部門でグランプリを受賞し、さらに3部門のグランプリ商品で争うグランドグランプリにも選ばれた。

 地方大会を含め66組の頂点に立った谷脇さんは「これまで支えてくれた人への感謝の気持ちで胸がいっぱい。いい物を作っているという自信はあった。個人が経営する豆腐屋として、一つのモデルケースになりたい」と喜んでいる。

 また、スイーツ部門では「ドルチェかがみ」(高知県香南市)と「川添ヤギ牧場」(高知県南国市)による「やぎミルクジェラート」がグランプリに輝いた。ドルチェの代表社員、矢野佳仁さん(58)は「ヤギミルクの希少性と、さっぱりした味が評価された。高知県外、国外に広めていく契機にしたい」と意気込んでいる。

 3部門のグランプリ受賞者は10月にシンガポールで開かれる世界大会に出場し、現地のシェフがそれぞれの商品を使った創作料理に挑む予定という。

カテゴリー: 主要社会政治・経済高知中央香長


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