2017.05.04 08:10

高知県の柏島で体長79cm・10.8kgイシガキダイ 日本記録級

日本記録級のクチジロと釣り上げた北添俊男さん(北添さん提供)
日本記録級のクチジロと釣り上げた北添俊男さん(北添さん提供)
 こんなサイズ、見たことない!! 釣り関係者を驚かせるお化けイシガキダイがこのほど、高知県幡多郡大月町柏島で釣り上げられた。体長79センチ、重さ10・8キロの通称「クチジロ」と呼ばれる雄の老成魚で、高知市のベテラン釣り師の男性が仕留めた。釣り団体の記録で10キロ超は認定されておらず、重量では日本記録級の快挙だ。

 釣ったのは、磯釣り歴約50年という北添俊男さん(70)=高知市塩屋崎町2丁目。イシダイやイシガキダイ狙いで柏島の「カジヤノキリ」と呼ばれる磯に通っており、4月28日も午前6時半ごろから糸を垂れていた。

 ヒットしたのは潮が動きだした8時半ごろ。固定して置いていた竿(さお)が、前触れもなく、磯にべったり張り付くように引き込まれ、「はいずるようにして、急いで竿を押さえた」。それから釣り上げるまでの約20分は、ベテランでも「よく覚えていない」ほどの白熱したやりとりだったという。

 「何度も何度も竿が限界まで曲がり、股に挟む余裕もなかった。あればぁの引きは人生で初めて。頭の中で、『いかん、糸が切れる』『切れるなっ!』と繰り返した」

 姿を見た時は「あまりの大きさに、放心状態になった」という北添さん。数日を経ても「満足を通り越して『冥土の土産』というか…。面食らっている」と興奮は冷めず、「もう、これからずっとボウズ(釣れないこと)でもえい」と達成感も漂わせる。

 桂浜水族館によると「15年くらい生きている大物では」。北添さんを磯に渡した良栄渡船の黒田良一さん(58)=大月町柏島=も「60センチを超えたら御の字の魚。約35年やってきて初めて見た」と目を丸くしていた。

 イシガキダイの認定記録は、全日本磯釣連盟が88・6センチ、9・2キロ(長崎県男女群島)、ジャパンゲームフィッシュ協会が9・5キロ(東京都小笠原母島)。

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カテゴリー: 主要高知の釣りスポーツ幡多


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