2017.04.16 08:15

高知県香美市の岡林さんパン職人の全国大会食パン部門で3位に

大会に出品したパンをPRする岡林栄治さん(高知県香美市土佐山田町の「ベークショップ ヒジリ」)
大会に出品したパンをPRする岡林栄治さん(高知県香美市土佐山田町の「ベークショップ ヒジリ」)
 高知県香美市土佐山田町西本町1丁目のパン店「ベークショップ ヒジリ」の店主、岡林栄治さん(42)が、大阪市でこのほど開かれたパン職人の全国大会「ベーカリー・ジャパンカップ」食パン部門で3位に輝いた。岡林さんは「大会出場はスキルアップにつながる。日本一を目指して挑戦を続けたい」と話している。

 全日本パン協同組合連合会(東京)などの主催で2013年から隔年で開いており、3回目。岡林さんは毎回出場し、1回目は国内産小麦パン部門で準優勝している。

 食パン部門には全国の49人が応募。書類審査などを経て全国4ブロックの代表各1人が決勝に出場し、岡林さんは中四国九州代表として2月末の大会に臨んだ。

 決勝は指定レシピ2種類と、課題を満たすオリジナル2種類の計四つのパンを7時間以内に作る。大会ごとに課題は変わり、今回は雑穀入りとアレルギー対応のパンが事前に出場者に示されていた。

 岡林さんは国産の黒ごまや小豆、うるちアワを使い、香ばしい風味に仕上げた「Part of life」を雑穀パンとして出品。卵や乳製品の代わりにライスミルク、黒糖を使ってもっちりした食感を出した「春がきた」をアレルギー対応のパンとして作った。

 大会前は閉店後に試作を繰り返し、制限時間内に作る練習を重ねた。当日は普段使っている小麦粉の状態があまり良くなかったものの、「ベストを尽くした」と岡林さん。味や作業工程などの審査の結果、3位になった。

 オリジナルパンの考案には時間がかかり、店を切り盛りしながら毎回出場するのも大変で、岡林さんは「これが最後の大会」と決めていた。しかし、60代後半の富山県の男性職人が食パン部門で優勝したことが刺激になり、「年を取っても出場する熱意を見ていたら、もう一回挑戦したいと思った。日本一のパン屋になるまで頑張りたい」と決意を新たにしている。

 出品した「Part of life」は1斤415円、「春がきた」は1斤350円(いずれも税込み)で販売している。月曜定休。問い合わせは「ベークショップ ヒジリ」(0887・52・0266)へ。

カテゴリー: 主要政治・経済香長


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