2017.04.16 08:40

高知県立美術館で片岡鶴太郎展 油彩、墨彩、屏風一堂に

約120点がずらりと並ぶ「片岡鶴太郎展 還暦紅」(4月15日午前、高知県立美術館)
 タレントや俳優、画家として活動する片岡鶴太郎さんの多彩な作品を紹介する「画業20周年 片岡鶴太郎展 還暦紅(かんれきくれない)」が4月15日、高知市高須の高知県立美術館で開幕した。

 油彩、墨彩画をはじめ、屏風(びょうぶ)絵など約120点が並んでいる。5月28日まで。
 
 片岡鶴太郎さんは1954年東京都生まれ。バラエティー番組やドラマなどで長く活躍。絵画は40歳前から始め、精力的に作品を制作。各地で個展を開いてきた。今回の展示は3年前に還暦を迎えて画業20年を超えた片岡鶴太郎さんの作品変遷が一堂に見て取れる構成だ。
 
 主な展示作品の一つ二曲屏風に描かれた「金魚」は縦1メートル、横3・56メートルの大作。金箔(きんぱく)を裏に貼った絹地に墨や岩絵の具で描いた金魚の群れが美しくはかなげな存在に見える。
 
 ツバキなどを描いた優しさを感じる淡い墨彩に加え、近年手掛ける油彩は独特の色使いが鮮やか。2016年夏に安芸郡北川村の「モネの庭」を訪れた際に描いた作品は、緑や青、黄などで幻想的な池の情景を表現していた。
 
 また、黒柳徹子さんやタモリさんら、親交の深い著名人を描いた独特の似顔絵を本人の色紙などとともに展示した楽しいコーナーもある。
 
 初日から来場者が続々と訪れ熱心に鑑賞。高知市の伊藤佐和さん(34)は2歳と0歳の子どもを実家に預けて駆け付けたそうで「タイプの異なる絵が多く見られて面白い」と満足そうだった。

 片岡鶴太郎展は高知新聞社、RKC高知放送などの主催。

カテゴリー: 文化・芸能


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