2017.04.02 08:10

センバツ応援団賞の最優秀賞に高知県の中村高校

応援団賞の最優秀賞を受けた中村高校の応援団。大声援を受けて、チームは40年ぶりの得点を挙げた(3月20日、甲子園球場)
応援団賞の最優秀賞を受けた中村高校の応援団。大声援を受けて、チームは40年ぶりの得点を挙げた(3月20日、甲子園球場)
 中村高校のアルプス応援、日本一に―。第89回選抜高校野球大会の大会本部は最終日の4月1日、応援団賞の最優秀賞に高知県の中村高校を選んだ。アルプス席を埋めた約6千人が一体となった迫力ある応援が評価され、出場32校の頂点に輝いた。高知県勢の最優秀賞は2007年の室戸高校、2013年の土佐高校に続いて3校目。

 応援団賞は1998年の第70回大会から、1回戦の応援を対象にチームワークなどを審査。最優秀賞1校と優秀賞5校を選んでいる。

 中村高の応援団は、21世紀枠で40年ぶり2度目の出場が決まった後の2月に結成。甲子園球場では、生徒有志や卒業生ら約200人が大応援団をまとめた。アルプス席には色とりどりのジャンパーに身を包んだ生徒や卒業生、地域住民らが陣取り、青で四万十川、黄色で川岸に咲く菜の花を表現。白い「N」の人文字を囲む、スクールカラーのえんじで“校旗”を翻らせた。

 音楽部員らの演奏や書道部員を中心とするチアリーディングに加え、アルプス席全体が黄色いタオルを頭上で回して選手を後押し。大声援が選手を奮い立たせ、最終回、40年ぶりとなる得点1につながった。

 この日の閉会式で最優秀賞の盾を受け取った応援団長の和田万洋(まひろ)さん(18)は、2016年夏の高知県大会決勝で涙をのんだ野球部OB。「アルプス席が一つになって、中村にしかできない応援ができた。一緒に応援してくれた皆さんに感謝しかありません」と声を弾ませた。

 応援団の責任者だった秋田典史教諭(43)も「地域や卒業生ら、みんなの思いが一つになった。地域のパワーを全国にアピールできたと同時に、学校や地域にも活力をもらえた」と喜んでいた。

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カテゴリー: スポーツ選抜高校野球スポーツ幡多


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