2017.03.28 14:45

自分の口内で空砲発射 高知県香南市の陸上自衛隊30代隊員

小銃を持ち、訓練を続ける自衛隊員たち(香南市の陸上自衛隊高知駐屯地)
小銃を持ち、訓練を続ける自衛隊員たち(香南市の陸上自衛隊高知駐屯地)
停職3日 動機不明
 高知県香南市香我美町の陸上自衛隊第50普通科連隊は3月28日、訓練中に自分の口の中で空砲を発射したとして、30代の男性3等陸尉を28日付で停職3日の懲戒処分にした、と発表した。陸上自衛隊第50普通科連隊の聞き取りに対し、3等陸尉は「訓練で疲労していて覚えていない」と話しており、動機は不明だという。

 陸上自衛隊第50普通科連隊によると、3等陸尉は2016年10月13日午前6時20分ごろ、静岡県御殿場市の東富士演習場で行われていた戦闘訓練中、自分の口の中に小銃の銃口を入れて空砲を発射。口の中を切るなどして1週間のけがを負った。

 訓練は「2泊3日の不眠不休で行われており、その最終日に起きた」という。銃声がして他の隊員が駆け付けたといい、陸上自衛隊第50普通科連隊は「発射した際のガスの圧力で、けがをしたとみられる」と説明している。

 3等陸尉は負傷後も通常の勤務を続けており、発生から5カ月以上たった後の処分決定について陸上自衛隊第50普通科連隊は「事実確認などをし、諸規則に照らして処分を検討していたため」としている。

 陸上自衛隊第50普通科連隊の石田祐司連隊長は「このような規律違反は自衛官として絶対にあってはならない行いであり、誠に遺憾。今後このような事案が発生しないよう、隊員個々に対する指導を徹底する」とのコメントを出した。

カテゴリー: 社会


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