2017.03.20 08:35

センバツ高知県・中村高のエース北原 生命線の変化球も順調

投打の中心、エース北原。球の走り、変化球の切れとも手応えをつかんでいる(兵庫県西宮市)
投打の中心、エース北原。球の走り、変化球の切れとも手応えをつかんでいる(兵庫県西宮市)
 捕手中野らレギュラー選手も含め、4人が体調不良で一時チームを離れるという想定外の事態に揺れた中村高校。初戦の戦いは、やはりエース北原の投球に全てが懸かる。2016年秋の高知県予選でチームを40年ぶりの優勝に導いた右腕は「わくわくして、試合が楽しみ。打たせて取る投球で流れを先につかみたい」と頼もしい。

 2016年秋の四国大会以降、走り込みを強化し、下半身が一回りも二回りも太くなった。テークバックが大きくなり、フォームも安定した。

 大阪入り後は練習試合やブルペンで連日、50~100球程度を投げ込んできた。「指の掛かりが良くなり、きれいなスピンが掛かった直球になってきた」

 秋の公式戦は四死球が多かったものの、本来、制球はいい。「三振が必要な場面は別ですが、コーナーにしっかり投げ分けたい」と自信をのぞかせる。

 3月19日の投球練習を見守った投手コーチの田辺英朗さんは「回転が良かったし、切れもあった」。久しぶりに北原のボールを受けた中野も「短期間でこれほど変わるのかと驚くほど、球速が上がった。変化球も切れていました」と声を弾ませる。

 打率3割4分1厘で、長打力もある前橋育英打線に対しても、「強い、言うたって同学年なので。いつも通り自分の投球をすれば大丈夫」と相変わらずの強心臓ぶりだ。

 中軸に座る打撃もこの数日で急上昇。「ようやく自分の打撃ができるようになってきた。速球をしっかり引きつけて打ちたい」

 気合十分で挑む初の甲子園。アルプス席を埋める大声援を追い風に、40年ぶりの勝利をつかむ。

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カテゴリー: スポーツ選抜高校野球スポーツ幡多

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