2017.03.18 08:30

国宝「高野切」を書写 高知城歴史博物館で講座と作品展

国宝「高野切」の和歌を書写した巻子や色紙が並ぶ作品展(高知市の県立高知城歴史博物館)
国宝「高野切」の和歌を書写した巻子や色紙が並ぶ作品展(高知市の県立高知城歴史博物館)
 高知県所有の国宝「古今和歌集巻第二十(高野切本)」について学ぶ「高野切講座」の受講生による作品展が、高知市追手筋2丁目の高知県立高知城歴史博物館で開かれている。入場無料で3月20日まで。

 高野切は11世紀半ばに写された現存最古の古今和歌集。「かな文字」完成の時期に書かれた国風文化を象徴する作品で、書道の手本とされている。2004年に高知県が山内家から7億円で購入した。

 高野切の時代や文字について学ぶ「高野切講座」は2005年から旧土佐山内家宝物資料館が毎年開講し、延べ987人が受講している。受講生による作品展も毎年開いており、今回が11回目。

 高知県立高知城歴史博物内の和室を会場に、県内の受講生約50人が巻子(かんす)や色紙などに高野切を書写した作品約80点を展示。染め紙に平安期の美しい文字を書写した作品が並んでいる。

 高知県立高知城歴史博物館の宮本いづみ学芸員は「高野切を通して書を学んだ成果が作品になっている。高野切の楽しみ方を知ってもらえたら」と呼び掛けている。

「高野切講座」の受講生を募集
 高知県立高知城歴史博物館は、2017年度の「高野切講座」の受講生を募集している。

 講座は「書道入門」として5月からの毎月第3土曜日午前9時~10時半に計11回実施。書道の基礎や平安期の「かな文字」を学ぶ。

 受講料は無料だが、教材費などは実費。定員30人。受講希望者は郵便はがきに、郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入の上、〒780-0842、高知市追手筋2丁目7の5、高知県立高知城歴史博物館書道入門申込係へ申し込む。問い合わせは、高知県立高知城歴史博物館(088・871・1600)へ。

カテゴリー: 文化・芸能


ページトップへ