2017.03.12 08:20

高知で「第3回全国漫画家大会議」 村上もとかさんトークショーも

全国漫画家大会議の開幕セレモニー(3月11日午後、高知市の文化プラザ「かるぽーと」)
全国漫画家大会議の開幕セレモニー(3月11日午後、高知市の文化プラザ「かるぽーと」)
 高知県内外の漫画家や声優が集う「第3回全国漫画家大会議inまんが王国・土佐」が3月11日、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」を主会場に2日間の日程で始まった。「あしたのジョー」のちばてつやさん、「JIN―仁―」の村上もとかさんら28人が参加。多彩なイベントが行われ、多くの漫画ファンらでにぎわった。

 開幕セレモニーは家族連れら約200人が見守る中、漫画家一人一人がステージに登場。代表して村上さんが「漫画家は孤独な面もある。読者と言葉を交わしたり、遊んだり、これをやりたくて続けてきたんだなと思う。ぜひ皆さん、一緒に遊んでやってください」と呼び掛け、開幕を宣言した。

 声優体験や漫画家による似顔絵描き、石ノ森章太郎さんの複製原画展、西原理恵子さんと村上さん、田中圭一さんによるトークショーなどが「かるぽーと」内外で行われ、高知市の中央公園では漫画家たちが高知流のお座敷遊びと酒でファンと交流した。

 12日は「グラゼニ」のアダチケイジさんらによるトークショーなどが行われる。高知県や企業などでつくる「まんが王国・土佐推進協議会」の主催。


 3月11日の「第3回全国漫画家大会議inまんが王国・土佐」では、坂本龍馬らが活躍した幕末期を舞台にした「JIN―仁―」の作者、村上もとかさんが主会場の高知市のかるぽーとでトークショーを行った。 

 「JIN」は脳外科医が幕末の江戸にタイムスリップし、龍馬ら歴史上の人物と交わりながら、現代医療を実践する物語。「スーパージャンプ」に2000年から10年間連載され、ドラマ化もされた。漫画家大会議の一環として、原画展が12日までかるぽーと内の横山隆一記念まんが館で開催されている。

 村上さんはトークショーで「龍馬さんと友達になって酒を飲んでみたい、という夢があり、その気持ちを入れた」などと作品への思いを語り、「医学の知識があるわけではなく、全てがチャレンジでした」。

 連載当初に担当者だった集英社常務の鈴木晴彦さんもトークに加わり、医学史から土佐弁まで、各分野の専門家に監修してもらいながらリアリティーを追求したことを振り返った。 

【漫画家の声・声・声】
 ★「よく冷やした高知のピーマンってうまいねえ」=ちばてつやさん。「クッキングパパ」のうえやまとちさんのトークに飛び入り参加し、地元食材を使った料理をつまんで一言。

 ★「『GTO』の藤沢とおる先生に誘われて来ました。番組出演している愛媛のテレビ局も連れて」=松山市在住の漫画家、和田ラヂヲさん。

 ★「石ノ森章太郎先生、大好きなんです。今見てもすごく上手ですね。ここで見られるとは」=「花とゆめ」などに執筆している漫画家、立野真琴さん。食い入るように原画を見ていました。

 ★「村岡先生に会えてうれしかった」=村岡マサヒロさんの4こま漫画教室に参加した付属小1年の山内香佳さん。懸命に描いていました。




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