2017.03.12 08:25

龍馬の姉、乙女の帯初公開 高知市立龍馬の生まれたまち記念館

坂本乙女が持っていた帯(高知市の龍馬の生まれたまち記念館)
坂本乙女が持っていた帯(高知市の龍馬の生まれたまち記念館)
 坂本龍馬の3歳上の姉、乙女(1832~1879年)が着用していた帯が初めて公開され、高知市上町2丁目の高知市立龍馬の生まれたまち記念館に展示されている。乙女の数少ない遺品の一つで、龍馬の生まれたまち記念館の学芸員は「大変貴重な史料。ぜひ見に来て」と話している。

 帯は長さ約3・5メートルで、黒地に花や和歌が刺しゅうされている。乙女の娘で、児童養護施設「博愛園」(高知県香美市土佐山田町)の初代園母を務めた岡上菊栄が乙女の死後に形見として引き継ぎ、子孫が代々保管してきた。現在は乙女のひ孫に当たる岡上汎告(ひろつぐ)さん=山梨県在住=が所有しており、「志国高知 幕末維新博」に合わせて展示されることになった。

 帯の刺しゅうは菊栄の手によるものとされ、他にも菊栄が刺しゅうを施した帯など7点も展示。龍馬の生まれたまち記念館の森本琢磨学芸員(35)は「帯という生活に密着したものから乙女さんの実在性を感じてもらえたら。菊栄さんの繊細な刺しゅうの美しい世界も堪能していただきたい」と呼び掛けている。

 展示は5月18日まで。龍馬が暗殺される時に持っていたとされる刀「吉行」と同じ刀工の手による脇差しも、5月末まで展示される。 


4月9日 岡上汎告さんの特別講演

 龍馬との逸話なども多い乙女の人物像について語る、岡上汎告さんの特別講演が4月9日、高知市立龍馬の生まれたまち記念館で開かれる。午後2時開演で、参加無料(龍馬の生まれたまち記念館の入館料は必要)。先着50人で要予約。申し込み、問い合わせは高知市立龍馬の生まれたまち記念館館(088・820・1115)へ。

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カテゴリー: 主要文化・芸能坂本龍馬幕末維新博文化観光


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