2017.03.06 08:15

高知県立歴史民俗資料館で「幕末の土佐―書跡にみる人物群像」展

約30人の志士・文人の書や手紙が並ぶ企画展 (高知県南国市の高知県立歴史民俗資料館)
約30人の志士・文人の書や手紙が並ぶ企画展 (高知県南国市の高知県立歴史民俗資料館)
 土佐の文人や武士たちの文字に着目して、その思想や行動原理を探る企画展「幕末の土佐―書跡にみる人物群像」が、高知県南国市岡豊町の高知県立歴史民俗資料館で5月10日まで開かれている。

 企画展では、土佐藩政が安定し、武士や庶民の間で和歌や書画などが盛んになった江戸後期の文化文政時代(1804~30年)を中心に取り上げる。

 儒学者の岡本寧浦や漢学者の竹村東野、弟子の武市半平太や中岡慎太郎ら約30人の書や手紙を並べて紹介。彼らが学んだ漢学や国学、測量術などの学問に着目して書体を比べて見ることで、人物像や行動原理の違いを感じることができる。

 また、中岡慎太郎や吉村虎太郎の手紙、福岡孝弟の書などは初公開。坂本龍馬の手紙や海戦図も展示している。

 野本亮学芸課長は「化政期はその後の幕末史を考える上で重要な時期。志士を導いた先人にも注目してほしい」と呼び掛けている。

講座の参加者募集
 高知県立歴史民俗資料館は3~4月に開催する筆跡から志士の人物像に迫る連続講座の参加者を募集している。

 幕末史の専門家が志士の筆跡について講演。3月20日「筆跡からみる龍馬」(三浦夏樹・高知県立坂本龍馬記念館主任学芸員)、3月25日「筆跡からみる慎太郎」(豊田満広・中岡慎太郎館学芸員)、4月29日「筆跡からみる志士のこころ」(木村幸比古・霊山歴史館副館長)。

 いずれも高知県立歴史民俗資料館多目的ホールで午後2~4時。参加無料だが入館料が必要。定員は各130人。申し込み、問い合わせは高知県立歴史民俗資料館(088・862・2211)へ。

カテゴリー: 文化・芸能見に行く


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