2017.03.05 08:35

「志国高知 幕末維新博」開幕 観光飛躍へ各地でイベント 

高橋英樹さんも参加して、「こうち旅広場」の改装オープンを祝った餅投げ(4日午後、JR高知駅前)
高橋英樹さんも参加して、「こうち旅広場」の改装オープンを祝った餅投げ(4日午後、JR高知駅前)
高知駅前の改装「旅広場」にぎわう
高橋英樹さんら餅投げ


 歴史を中心とした高知県観光の魅力を発信する「志国高知 幕末維新博」が3月4日始まり、各地で開幕を祝うイベントが行われた。これまで築き上げてきた観光資源を生かし、2017、2018年にそれぞれ大政奉還と明治維新から150年の節目を迎えることを追い風に、高知県観光の飛躍を狙う。 

 高知県内各地の偉人や歴史に食や自然体験も織り交ぜて来場者をもてなす幕末維新博。10年に記録した過去最高の年間県外観光客入り込み客数435万人超えを目指す。

 高知市のJR高知駅前の「こうち旅広場」は幕末維新博開幕に合わせて4日、改装オープン。高知県観光PR隊「土佐おもてなし海援隊」が新曲を披露して盛り上げ、俳優の高橋英樹さんも参加した餅投げでは、大勢の親子連れらが歓声を上げていた。

 高橋さんは、高知城追手門北の広場で行われたトークショーにも出演。NHK大河ドラマ「竜馬がゆく」の武市半平太役で初めて時代劇に出演したことを振り返り、土佐弁に苦労したエピソードを披露。

 歴史が好きという高橋さんは「幕末維新の時代を経て今がある。新しい時代を築き上げた人の生きざまを知ってその時代に近づくと、今の幸せを一層感じられる。全国の人に(幕末維新博に)来てもらいたい。自分もまた来て、龍馬の脱藩した道を歩いてみたいですね」と話していた。

 5日にも高知県内各地でさまざまなイベントが行われ、幕末維新博の開幕を盛り上げる予定。

地域会場も華やぐ
四万十市は公家姿で歴史PR 
いの町では和紙の風船飛ばす


公家装束で神事に臨んだ中平正宏・四万十市長ら(4日午前、高知県四万十市右山五月町の中央公民館)
公家装束で神事に臨んだ中平正宏・四万十市長ら(4日午前、高知県四万十市右山五月町の中央公民館)
 「志国高知 幕末維新博」の地域会場がある四万十市や吾川郡いの町、室戸市などでも4日、幕末維新博の成功を祈ってオープニングセレモニーが行われた。

七福神や紙風船を手にした人たちが開幕を祝った(4日午前、高知県吾川郡いの町の紙の博物館)
七福神や紙風船を手にした人たちが開幕を祝った(4日午前、高知県吾川郡いの町の紙の博物館)
 このうち四万十市の中央公民館では、四万十市職員や観光関係者計10人が公家に扮(ふん)し、「小京都」の歴史をPRする式典を行った。神事の後、中平正宏市長は「西南地域をもっと元気に打ち出す起爆剤にしたい」とあいさつした。

 四万十市では「四万十川と土佐一條家からはじまる小京都物語」がテーマ。中央公民館では第1弾企画として、勤王の志士、樋口真吉ら幡多の先人14人をパネルや資料で紹介する。縄文―現代の地域史に関する展示もある。

 いの町では、「紙の博物館」に集まった約100人が和紙で作った赤や青、緑などの紙風船約150個を飛ばして開幕を祝った。また、約20人の園児が和紙製の衣装をまとって男びなや女びなに。七福神姿の大人と一緒に1時間半ほどかけて、いの町の中心部を練り歩き、人々に福をまいた。

カテゴリー: 社会文化・芸能主要


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