2017.02.17 08:25

高知県四万十市が甲子園一色 「祝 中村高」各所に応援旗

中村高校野球部の特設コーナーができた書店(四万十市具同)
中村高校野球部の特設コーナーができた書店(四万十市具同)
書店など特設コーナーも
 甲子園へ向け、街は中高(なかこう)一色―。

 「祝 中村高校 甲子園出場」などと書かれたのぼりや看板が高知県四万十市内を彩っている。書店や図書館には特設コーナーも設けられている。市民たちは「みんなあ、応援しよる!」。甲子園への熱が、日に日に高まっている。

 「バッター、打った。レフト前ヒット」。天神橋商店街の一角にアナウンスが響く。「はや、甲子園始まっちょう?」と通行人は足を止める。

 建物の一室から、通行人に見えるようテレビ画面が向けられ、2016年夏の高知県大会などで中村高校が活躍した時の映像を流している。

 設置したのは、寝具店を営む大田文雄さん(59)。関係者からDVDを借り、午前10時から午後7時まで流している。「盛り上がってますよ。(映像の)試合を最後まで見る人もいます」

 明屋書店四万十川店(具同)には、特設コーナーができた。中村高校野球部が特集された野球雑誌を平積みにしている。

 小野真也店長は「チェーン店の中で一番、高校野球雑誌が売れています。中村高校熱、すごいですね」と話す。

 四万十市立図書館(中村大橋通4丁目)にも特設コーナーが登場。40年前の「二十四の瞳」の新聞記事のスクラップや雑誌が並ぶ。

 ショッピングセンター「アピアさつき」(右山五月町)は応援スペースを設置。アピアさつきの垣内孝文さん(60)の自宅に「二十四の瞳」のビデオテープが残っており、当時の試合をテレビで流している。“オールドファン”は「山沖(投手)、球速かったな」「天理高校戦、懐かしい」と、食い入るように観戦している。

 市内のあちこちには、甲子園出場を祝うのぼりがはためく。中心市街地の大橋通などを中心に、その数は100本以上。

横断幕が取り付けられた一條神社の鳥居(四万十市中村本町1丁目)
横断幕が取り付けられた一條神社の鳥居(四万十市中村本町1丁目)
 一條神社(中村本町1丁目)は、鳥居に「祝 中村高校センバツ甲子園出場!!」の横断幕を取り付けた。

 川村公彦宮司は「(鳥居に付けても)ええろ。40年ぶりでめでたいこと。街じゅうが沸いています。地域が一丸となって応援せないかん」と声を弾ませる。

 第89回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会は3月10日。開幕は3月19日。四万十市がさらに盛り上がること、間違いなしだ。

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カテゴリー: 社会スポーツ選抜高校野球スポーツ幡多


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