2017.02.15 08:25

キタムラ(高知市)が販売不振で1304店舗中の129店閉鎖へ

 写真機材販売などのキタムラ(高知市)は2月14日、2016年4~12月期連結決算を発表し、デジタルカメラやプリントの販売不振などにより、純損失が8億500万円(前年同期は純益15億900万円)となったことを明らかにした。通期では24億円の純損失となる見通しで、期末配当も前期末実績の20円より10円減配し、10円とする。

 これに伴いキタムラは、店舗閉鎖を軸に事業構造改革を実施する。

 内容は、「カメラのキタムラ」「スタジオマリオ」を対象に129店を閉鎖(2017年3月期に81店、2018年3月期に48店)▽モバイル事業部を新設し、5事業部体制に▽事業別の採算管理徹底で固定費を45億円削減―など。

 キタムラの店舗は2016年9月末現在、カメラのキタムラ850店、スタジオマリオ397店など計1304店。これが「市場規模に対して過大な店舗数」だったと判断し、店舗リストラで1店当たりの収益力を強めるほか、ネットと実店舗の連携強化も図る。

 またキタムラは全取締役の今期末賞与を全額不支給とし、業務執行取締役の月例報酬も当面一部減額する。改革の責任体制を明確にするため、としている。

 一方、2017年3月期の業績予想も大幅に修正した。売上高は1405億円(従来予想比263億円減)、経常損失13億円(従来予想は経常利益18億円)。店舗閉鎖などに伴って約13億円の特別損失を計上するため、純損失は24億円(同純益6億5千万円)になる。

 2016年4~12月期連結決算の売上高は前年同期比9・3%減の1081億2800万円だった。熊本地震に伴うデジタルカメラの減産や、スマートフォンの販売低調などが響いた。天候不順などでプリント部門の売り上げも減少した。

 営業利益は72・4%減の7億1600万円。経常利益は68・4%減の8億6900万円。

カテゴリー: 政治・経済

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