2017.02.09 08:15

土佐勤王党の大石円を学ぶ 「志国高知 幕末維新博」へ勉強会

大石円の生涯を学んだ勉強会(香南市野市町西野)
大石円の生涯を学んだ勉強会(香南市野市町西野)
 現高知県香南市出身の土佐勤王党幹部、大石円(まどか)(通称・弥太郎)の生涯を学ぶ勉強会が2月8日、香南市野市町西野ののいちふれあいセンターで開かれ、史跡などをガイドする住民ら約30人が参加した。

 勉強会は3月4日開幕の「志国高知 幕末維新博」に向けて、香南市観光協会が大石円を再検証しようと企画。高知県立坂本龍馬記念館学芸員の亀尾美香さん(44)が講師を務めた。

 大石円は1829年、野市村横井生まれ。藩命で江戸に行き、勝海舟の下で砲術などを学んだ。武市瑞山(半平太)らと結成した土佐勤王党の盟約文を起草したことで知られ、戊辰戦争では参謀を務めた。1916年に88歳で亡くなった。

 勉強会では亀尾さんが、大石円が長崎で千丁の銃を買ったことが記された史料や、戊辰戦争中に詠んだ和歌などを紹介。土佐勤王党を弾圧する山内容堂によって投獄され切腹した武市半平太と比較し「土佐勤王党のナンバー2だった大石円がなぜ捕まらなかったのかは謎」などと話した。

 亀尾さんは「坂本龍馬や中岡慎太郎だけで維新が成り立ったわけではない。大石円のような人たちを掘り起こしていくのは大事」とし、地域の史料の掘り起こしを呼び掛けた。

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カテゴリー: 文化・芸能幕末維新博坂本龍馬香長観光文化


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