2017.02.07 08:20

2/7から高知市の旧日本陸軍の弾薬庫敷地の入札手続き

財務省の敷地にある旧陸軍44連隊の弾薬庫(高知市曙町2丁目)
財務省の敷地にある旧陸軍44連隊の弾薬庫(高知市曙町2丁目)
県市が取得求めず
 財務省が所有する旧日本陸軍歩兵44連隊の弾薬庫と講堂が残る高知市曙町2丁目の敷地(約5500平方メートル)が、2月7日から一般競争入札の手続きに入ることが分かった。財務省が高知県と高知市に打診していた取得要望が期限の6日までになかったため。市民団体などが両施設の保存を求めて高知市へ土地取得を要望しているが、高知市教育委員会は「高知市独自で保存活用するのは難しい」としている。

旧陸軍44連隊弾薬庫の内部(高知市曙町2丁目=高知大学提供)
旧陸軍44連隊弾薬庫の内部(高知市曙町2丁目=高知大学提供)
 敷地は高知大学朝倉キャンパス北西にあり、1897年から44連隊兵営の一部となり、木造平屋の弾薬庫(160平方メートル)と講堂(250平方メートル)が建てられた。戦後、建物は旧国立印刷局により、紙幣の原料となるミツマタの保管庫などとして使用された。

 2011年の施設閉鎖後、市民ら有志でつくる「旧陸軍歩兵44連隊の弾薬庫等を保存する会」が、高知市に戦争遺跡としての保存を要望。2015年度には、高知市教育委員会が高知大学教員らに委託して建物の構造や年代などを調査し、報告書を刊行していた。

 調査によって、2棟は「1900年前後に建築された44連隊の施設」で、木造の弾薬庫は「全国にも完全な形での現存例がない貴重な建築物」と確認。報告書は「今あえて撤去する理由はなく、何らかの形で保存活用を」と提起している。
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カテゴリー: 政治・経済文化・芸能主要高知中央


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