2017.01.12 08:10

いの町で高知国際版画展のプレ企画「トリエンナーレ展の歩み」

企業買い上げ版画29点を展示
 高知県吾川郡いの町の紙の博物館で、3年置きに行われる高知国際版画トリエンナーレ展がことしで10回の節目を迎える。いの町の紙の博物館と高知国際版画トリエンナーレ展を主催する土佐和紙国際化実行委員会はプレ企画として、これまで協賛企業が買い上げた入賞作品を集めて紹介する企画展「トリエンナーレ展の歩み 企業コレクション・歴代大賞作品展」を開いている。過去の入賞からよりすぐった29点と歴代の大賞9点を展示している。1月29日まで。

 高知国際版画トリエンナーレ展は土佐和紙の国際的な普及と文化発信を掲げ1990年に創設。世界的に国際版画展が減少する中、地元製紙業界や行政などの支援協力を受けて開催を続けてきた。今や有数の国際公募展として国内外で評価されている。

リー・ミンキョン「Two Simbol」(第2回展準大賞、オリエントホテル高知蔵)
 2017年の高知国際版画トリエンナーレ展の作品受け付けは4月1~30日まで。6月上旬に審査が行われ、入賞入選作品が10月7日~12月3日までいの町の紙の博物館で展示される。

 買い上げ賞は大賞や日和崎尊夫賞などを除く入賞作品が対象。民間を中心とした高知県内企業などが協賛して賞を選出している。買い上げ枠(入賞数)は回によってまちまちだが、過去の平均は15社を超え、これまでで延べ33の企業、団体が参加してきた。

 今回は各企業が所蔵する過去の準大賞、優秀賞、佳作賞に輝いた29点を一堂に集めた。いの町の紙の博物館によると、こうした機会は初めてという。

 木版、銅版画はもちろん、石版のリトグラフに、デジタルプリントまで。作家の数だけ技法があると思わせるほど、多種多様な版画がずらりと並んだ。同時に展示されている歴代の大賞作品にも引けを取らない作品群は、高いレベルの国際展を維持してきたことを証明しているように思える。...


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カテゴリー: 文化・芸能高知中央


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