2017.01.12 08:25

高知県いの町で鮮魚店が「切りたて刺し身立ち食いスタンド」

店先に即席のテーブルを用意し1月14日からスタートする「立ち食いコーナー」 (いの町の「魚兼」)
店先に即席のテーブルを用意し1月14日からスタートする「立ち食いコーナー」 (いの町の「魚兼」)
 2016年春延伸した国道33号・高知西バイパスの影響で交通量が減った高知県吾川郡いの町中心部に、人の流れを少しでも呼び戻そうと、いの町の鮮魚店が毎週土曜日の昼、店先に「立ち食いコーナー」を設ける。1月14日にスタートする予定で、京都の割烹(かっぽう)で板前として働いた経験のある店主が刺し身や創作料理などを提供する。 

「気軽に魚屋を利用してもらうきっかけになれば」と話す岡崎裕也さん(いの町の「魚兼」)
「気軽に魚屋を利用してもらうきっかけになれば」と話す岡崎裕也さん(いの町の「魚兼」)
  いの町の中心部で100年以上営業を続ける老舗の鮮魚店「魚兼(うおかね)」。店主の岡崎裕也さん(53)は、20代前半に5年ほど京都で修業し、家業を継ぐためにUターンした。

2016年3月、枝川インターチェンジ(IC)―天神IC(いの町枝川―天神地区、2・9キロ)が開通し、部分開通していた天神―鎌田IC(1・1キロ)とつながったことで、いの町中心部を迂回(うかい)する新たなルートが生まれた。国土交通省土佐国道事務所の調べでは、開通前と1カ月後を比べると、国道33号の交通量は3~4割減った。

 そんな中、国道33号に面した店は「町に足を運んでもらうきっかけを」(岡崎さん)と、毎週土曜日の午前11時~午後2時に「切りたて刺し身立ち食いスタンド」と名付けた約10席を店先に設けることにした。

 メニューは季節に応じて変わるが、イサキやタイ、タコなど旬の刺し身は350円、ネギの酢あえ、カモのロースト、鯨やゼンマイなどの創作料理を100~350円で提供する。

 店の周辺には紙の博物館や椙本(すぎもと)神社などもあり、岡崎さんは「バイパス延伸で車の流れは確実に変わった。いの町にもっと来て、魅力を知ってほしい」と期待している。店舗西側に駐車場がある。問い合わせは魚兼(088・892・0216)へ。 

カテゴリー: 主要政治・経済高知中央

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