2018.01.19 08:00

声ひろば 2018年1月19日、金曜日

1.三つの「カンシン」
【中平彰勅、64歳、非常勤職員、高知市】
 高知市保健所主催の「いきいき健康チャレンジ」の3カ月の挑戦が終わりました。このチャレンジの最大の成果は「楽しく記録し、継続できたこと」です。目標だった毎日の血圧測定とウオーキングで三つの「カンシン」を得ました。
 一つ目は「関心」です。毎日血圧測定することで、自分の体に関心をもつことができました。血圧の測定は、降圧剤を処方してくださっている主治医の先生との約束を果たしたことにもなりました。
 二つ目は「感心」です。歩くことで新しい発見をし、今まで見過ごしていた風景に出合い、一木一草に季節を感じることができました。
 小鳥のさえずりや木の葉の擦れる音。モミジバフウやカエデの落ち葉の音や「頑張れ」と私の背中を押してくれる追い風。いろいろな音や風が、私を通り抜けていきました。車で移動していたら季節は感じられなかったでしょう。
 三つ目は「歓心」です。私にとって血圧を測ることも1万歩を目安に歩くことも「歓(よろこ)び」です。今まで大病も患わず元気に過ごせたことに感謝し、これからも自分の体や心に向き合い、心身とも健やかに過ごしていきたいと思います。
 体重は以前と変わらないという課題もあります。体格指数(BMI)は26を少し上回っていますので、次は体重を落とすことに挑みたいと思います。

2.正月に思う
【窪田洋一、79歳、南国市】
 今振り返ってみると、小学低学年ごろは体が弱く、冬なんか外で遊ぶことができず、親によく叱られたことを思い出す。小学4年の夏、アデノイドの手術をしてから急に体が強くなり、当時野球がはやり始めた頃で毎日三角ベースの遊びをしていた。
 プロ野球の巨人赤バットの川上、青バット青田、物干し竿(ざお)と言われた長尺のバットの阪神藤村のブロマイドを夢中になって集めたことだった。
 こんな自分が今の年齢まで、大した病気、けがもなく生きてきたのを不思議に思う。
 昨年暮れ、喪中欠礼のハガキが何通か届いた。今の自分の年齢であったら不思議でもないが、同級生が亡くなることは非常にショックだった。
 正月、自分の歩んできた道を振り返ってみると、月並みな言葉で山あり谷ありの、一言では言えない人生だったように思う。
 県の男性の平均寿命は81歳と報道された事があった。それから言ったらこれからの人生はおまけと思って、拙い写真を、シャッターが切れるうちは背伸びせずマイペースで歩んでいこうと思った正月だった。

3.こころの歌
【森本謙三、67歳、著述業、四万十市】
 私は「BS日本こころの歌」の10年以上前からの大ファンです。先日の大みそかと元日には2夜続けて1時間半と2時間の特番があり、心の底から堪能しました。
 「紅白」や「ゆく年くる年」、また「年またぎ酒場放浪記」などの強力番組と渡り合って、堂々とBS日テレの年越し時間帯に定着したのも、男性7人、女性6人の合唱グループ「FORESTA」の圧倒的な歌唱力と清潔感あふれる個性からでしょう。
 FORESTAのすごさは、まず各メンバーがアカペラやピアノ伴奏だけで独唱する実力を備えながら、合唱では絶妙のハーモニーを醸し出すこと、次に、童謡・唱歌から懐メロ、洋楽ポップスからオペラに至るまで、どんなジャンルの音楽も、少しの違和感もなくレパートリーにしていることです。
 歌謡曲はそれぞれのオリジナル歌手の持ち味で歌われるのはもちろんですが、時として私にはそれが「アク」のように感じられることがあります。FORESTAはそれを濾(こ)し取って純粋に音楽として聴かせてくれます。軍歌・戦時歌謡も批判的に鑑賞するのなら私は否定しません。
 FORESTAの皆さん、高知にも来てください。

4.徒歩ホステリング
【野々宮浩、70歳、高知市】
 暮れの30日から、「初日の出徒歩ホステリング」に参加してきました。県ユースホステル協会の主催で、毎年100人前後の参加者があります。中央公園を出発し、途中安芸市で1泊して、室戸岬までの88キロを2日間で歩き通す大会です。
 38回を数える歴史ある大会ですが、私は高知新聞で知ってからの、近々の4回目の参加となります。
 前回は1日目の宿泊ホテルで体調が急変し、翌日はリタイアしたので、今回はそのリベンジで、ぜひとも2日間完歩したいとの思いでした。
 幸い天候にも恵まれ快調に歩くことができましたが、70歳を迎えた体力だからでしょうか、両日とも30キロを過ぎたあたりからペースが落ちてしまいました。
 2回目の歩行記録よりも劣るタイムでしたが、なんとか2日間を歩き通せました。その夜は最御崎寺(ほつみさきじ)の宿坊で、除夜の鐘を夢のなかで聴きながらの熟睡となりました。
 この大会は参加者の年齢幅が広いことに特徴があります。小学生や中学生が半数以上を占めていますが、高校生から60歳以上のわれわれの年代まで一緒に歩きます。この年代差が歩く励みにもなっています。
 こうした大会を毎年開催していただいているユースホステル協会に、感謝する次第です。

《中学高校生特集》

1.囲碁の楽しさ伝えたい
【筒井洋貴、丸の内高3年】
 私は囲碁、将棋部に所属していました。最初は友人に誘われて体験に行きました。実際に部活動で碁盤が碁石でどんどん埋まっていく様子や、きれいな音をあげながら碁石を置いていく友人を見て、私もこんなふうにきれいに碁石が置けるようになりたい、と思いました。
 しかし、入部してすぐの頃は他の部員と対局してもなかなかうまくいかず、悔しい思いもたくさんしました。
 そんな時、他の高校と練習試合がありました。その高校にも、私のような初心者がいました。その人は対局に負けてもきちんと礼を言い、相手に自分の悪かった事を聞き、自分の技術を高めようと努力していました。
 私はその人を見て、負けた対局だからこそ学べる事もたくさんあるし、いくら悔しくても学ぶ姿勢が大事なのだと思いました。それから私は負けた対局の後にはきちんと礼をして、相手からたくさんの事を学ぶようにしました。
 私が囲碁の魅力を教えてもらったように私も、友人に囲碁を紹介しています。私が感じた楽しさなどを他の人にも理解してもらえることはとてもうれしいので、囲碁をたくさんの人に知ってもらうことが、今の私の夢です。

2.「友だち」が私の誇り
【上原瑠菜、幡多農業高3年】
 「友だちなんていらない」「自分はひとりでも生きていける」。そんな言葉を耳にしたことがあります。しかし、それは本当でしょうか。そして、本心なのでしょうか。
 命を持っているものは皆、母親から生まれてきました。そして育てられ、大きくなってゆく。この時点で既に、「ひとりで生きていく」ことなんて不可能なのです。
 毎日朝早く起きて、学校に行き、授業を受け、家に帰る。これが私の日々のサイクルです。朝早く起きるのは面倒だな、とか、このままずっと寝ていたいな、と思うことがあります。ですが、私がそれでも毎日早起きをして学校に行くのは、学校に行きたいという気持ちの方が強いからです。それは、学校が楽しいと思えるからであり、学校が楽しいと思えるのは、友だちがいるからです。
 私は、新しい環境で学びたいと思い、高校を選びました。同じ中学校から来た友だちは2人しかいません。よく、「友だちと一緒じゃないと嫌」という人がいますが、私は新しい環境への憧れの方が強かったです。そのため、不安もほとんどなく入学しました。そして、いろいろな性格や価値観の人に出会い、多くのことを学びました。楽しいことばかりでなく、けんかをすることもありました。けれど、初めて本音で、本気でぶつかってきてくれた時、私はこんなにすてきな友だちに出会えたんだと思い、うれしくなりました。
 もう少しで、あっという間に卒業。みんなで悩むことも、おなかを抱えて笑うことも、もうできなくなります。春からは新生活が始まります。期待と不安が入り交じっていますが、やはりその中でも、友だちというものは、かけがえのない存在です。新しい出会いに感謝しながらも、この3年間をともに過ごした仲間をこれからも大切にしていきたいです。
 ここにいる「友だち」、それが私の誇りです。

3.志望校を目指して
【坂上怜音、中土佐町久礼中3年】
 中学3年生の2学期の中で最も印象深かったことは、みんなの意識の移りかわりです。受験が近づいたことで学校に残って勉強する人、塾へ行き勉強をしている人など本当にみんながんばっています。僕は学校に残って勉強をしています。前の僕ならたぶん絶対にしませんでした。
 あと9年間共に歩んできた友達と離れ離れになるのはいやです。今までみんなと一緒だったからなんでもできたけど、みんながいないと思うと先が真っ暗です。でも僕も大人にならなくてはいけないので、みんなと離れても前を向いて歩いていこうと思いました。
 そのための一つ目の壁が受験です。僕は今、苦手科目の社会をやっています。苦手なものをなおさないと落ちる可能性があるのでがんばっています。社会が終わると次の苦手科目の英語です。でも期間がそんなにないと思うので、英語をやりつつ他の教科もがんばります。受験まで手をぬかずしっかりとやっていき、志望校に合格したいです。

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