2018.01.12 08:25

幕末志士たちの息吹感じて 高知県佐川町の青山文庫で遺墨展

幕末維新期に活躍した人々の遺墨を集めた企画展(佐川町甲)
幕末維新期に活躍した人々の遺墨を集めた企画展(佐川町甲)
 幕末期に活躍した人々の書を展示する企画展「志士たちの遺墨 田中光顕の想(おも)いⅢ」が高知県高岡郡佐川町甲の青山文庫で開かれている。坂本龍馬の直筆書状2通のほか、今年の大河ドラマ「西郷(せご)どん」に登場する西郷隆盛や島津斉彬らの書など約50点が並ぶ。2月25日まで。

 青山文庫は佐川町出身で宮内大臣を務めた田中光顕(1843~1939年)が集めた史料を多数所蔵し、「志国高知 幕末維新博」に合わせた企画展は4回目。

 坂本龍馬の書状は脱藩した土佐藩士、池内蔵太(くらた)の母宛てと、おいの高松太郎宛ての2通。いずれも国事に奔走する内蔵太に関するもので、仲間を気に掛ける龍馬の心情が伝わってくる。

 ほかにも外務大臣として活躍した陸奥宗光の詩や、幕末期に「歌詠みばあさん」として知られた女性志士、松尾多勢子の和歌など幅広い人物の史料が展示されている。

 藤田有紀学芸員は「多岐にわたる光顕のコレクションから、激動の時代を生きた人々の息吹を感じてほしい」と話している。

関連記事

もっと見る

カテゴリー: 社会幕末維新博坂本龍馬観光高吾北文化


ページトップへ