2018.01.12 08:30

龍馬の書簡が高知へ1/14「ガールズ&パンツァー」トークショー

こうち旅広場限定で配布されるクリアファイル。左下が「おりょう」(C)GPFP
こうち旅広場限定で配布されるクリアファイル。左下が「おりょう」(C)GPFP
 高知県観光にアニメが一役―2018年秋、茨城県大洗町の「大洗町 幕末と明治の博物館」が収蔵する坂本龍馬の書簡3通が、高知市浦戸の高知県立坂本龍馬記念館に貸し出される。両館をつなぐ“特使”は、大洗町を舞台にした人気アニメに登場する歴史好きの女子高生「おりょう」ら。1月14日、高知市で声優たちによる目録の贈呈式やトークショーが行われる。

 「大洗町 幕末と明治の博物館」の創立者は、高岡郡佐川町出身の志士で宮内大臣を務めた田中光顕。維新志士の記録を残そうと1929(昭和4)年、敬愛する旧水戸藩に建てた常陽明治記念館が前身となっている。

 「大洗町 幕末と明治の博物館」は龍馬の書簡を4通所蔵。貸し出すのは暗殺の2カ月ほど前となる1867年秋に土佐藩の重臣、佐々木高行にあてた3通。横3メートルほどの巻物に貼られており、うち2通はユニークな表現で宴席へ誘うもの。2017年春も高知県北川村の中岡慎太郎館で展示された。
 
 今回の“特使”となるのが、アニメ「ガールズ&パンツァー」のキャラクター「おりょう」が所属する「歴女チーム」4人。

 2012年にテレビ放送が始まった「ガールズ&パンツァー」は、武道「戦車道」が華道や茶道とともにたしなみの一つとなっている世界で、戦車道全国大会で優勝を目指す女子高生たちの物語。舞台は大洗町がモデルで、街並みや建物を忠実に再現。地元住民たちのグッズ販売や「おもてなし」もあり、多くのファンが訪れるようになった。

 書簡の貸し出しを契機に、高知県観光コンベンション協会は、アニメファンを高知にも呼び込もうと考え、「ガールズ&パンツァー」の製作委員会のバンダイビジュアルに協力を依頼。明治維新150年にちなんだ高知県のイベントを、アニメでも盛り上げる。

 14日、歴女チームの声優4人らが高知を訪れる。高知市のJR高知駅南口「こうち旅広場」で午後2時から、「貸し出しセレモニー&トークショー」を行う。無料。当日9時から、先着200人にいす席の整理券と旅広場限定クリアファイルを配布。ファイルはトークショー終了後も配られる(ただし、数に限りあり)。

 詳細は「とさてらす」(088・879・6400またはウェブサイト)。

カテゴリー: 文化・芸能高知中央


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