2018.01.08 08:23

高知県越知町サンショウ売り出せ 協力隊員が焼き肉たれ商品化

「越知の特産品を生かしたたれを味わって」と話す大石晃裕さん=左=と青木藍さん(越知町越知甲)
「越知の特産品を生かしたたれを味わって」と話す大石晃裕さん=左=と青木藍さん(越知町越知甲)
 高知県高岡郡越知町の地域おこし協力隊のメンバーがこのほど、越知町特産のサンショウを使った「焼き肉のたれ」を商品化した。辛みと風味が好評で、隊員らは「今春、町内にオープンするキャンプ場を訪れる人にも使ってもらい、越知のサンショウを広めたい」と意気込んでいる。

 商品化したのは2016年春、協力隊員として越知町に赴任した青木藍さん(26)=茨城県出身=と大石晃裕さん(34)=神奈川県出身。特産品開発が主な仕事の2人は「香りがとてもいい」と赴任当初から地元のサンショウに注目していた。

 越知町では、約20年前から山間部を中心に栽培され、2000年には越知町山椒(さんしょう)組合が発足。県内の主要産地となったが、目立った加工品がなく、知名度はいまひとつだった。

 2017年夏ごろ、町でアウトドアメーカー「スノーピーク」(新潟県三条市)が運営するキャンプ場の開業準備が進んでいることを知った2人は「キャンプには焼き肉」とたれの開発を思いついた。

 「越知のサンショウは強い風味があり、調合に苦労した」という青木さん。ニンニクやタマネギなどをブレンドし、程よい辛みになるまで試行錯誤したという。デザイナー経験のある大石さんが、サンショウの実や葉などを描いたラベルを製作し、瓶入り240グラムの商品化にこぎ着けた。

 2017年12月、越知町産業祭で試験的に販売すると、ピリリとした辛みと風味が好評で、用意した約70本は2日間で完売。その後、越知町のふるさと納税の返礼品にも加えられた。

 1月下旬から観光物産館「おち駅」で1本700円(税別)で販売する予定。青木さんは「今後はサンショウ入りのふりかけやトマトソースも開発したい」と話している。

カテゴリー: 主要社会高吾北


ページトップへ